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Betaチャネルの Microsoft Edge、起動から約10分でクラッシュする問題
headless 曰く、 Beta チャネルの Microsoft Edge で 20 日ごろからクラッシュが頻発するようになったとの報告が多数寄せられている(Microsoft Community Hub 投稿)。
クラッシュはアプリの起動から 10 分ほどで発生し、エラーメッセージなどが表示されることもなくアプリがそのまま終了してしまう。そのため手元の環境でも発生していたが他のアプリを使用していたのでなかなか気付かず、今日になって使用中にウィンドウが消える現象が多発するのを見てようやく気付いたところだ。影響を受けるバージョンは 110.0.1587.17 で、macOS 版では Dev チャネルのバージョン 110.0.1587.15 でも同様の問題が発生しているようだ。
Microsoft は問題を認識しており、Microsoft の Eric Lawrence 氏は近く修正版がリリースされると説明しつつ、コマンドラインオプション「--disable-features=msTriggeringSignalGenerator,msTriggeringUseAssetDeliveryService」を指定して Microsoft Edge を起動する回避策を紹介している。macOS でコマンドラインオプションを指定する方法も説明されている。
手元の環境で実際に試してみたところクラッシュは発生しなくなり、その後はコマンドラインオプションなしでもクラッシュしなくなった。Lawrence 氏は既にサーバー側でフラグ設定してバグのあるコードを無効化したと述べており、この変更が反映したのかもしれない。ただし、別の環境に新規インストールしてみたらやはりクラッシュしたので、コマンドラインオプションも引き続き併用する必要がありそうだ。
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