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PRTIMES、トレファク、トランザクなど/本日の注目個別銘柄
<8570> イオンFS 1292 -108大幅続落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は416億円で前年同期比6.0%減益となっている。通期計画550億円、前期比6.5%減に沿った進捗ではあるが、6-8月期の同32.3%増から9-11月期は同11.5%減とモメンタムの悪化がマイナス視される。残高回復が伸び悩んでいるほか、会員募集などのコストが増加しているもようで、国内事業が低迷しているようだ。
<7730> マニー 1790 -144大幅続落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は17.5億円で前年同期比2.0%増益、市場コンセンサスを1億円程度下振れたとみられる。中国やインドなどで販売が拡大したものの、開発費や販売管理費などのコスト負担が増加する形に。コストの増加はもともと示されてはいたものの、通期計画71億円、前期比15.2%増に対しては想定以上に低調スタートと懸念する動きが先行のようだ。
<3922> PRTIMES 1971 -500ストップ安。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は11億円で前年同期比27.8%減益、上半期の同2.2%増から一転2ケタ減益となっている。9-11月期は同70.8%の減益となる形に。売上高は四半期で過去最高を更新しているものの、広告宣伝費や採用教育費などの先行投資負担が重しとなっているようだ。会社側では通期営業利益計画は下振れる見通しとしている。
<9216> ビーウィズ 1204 +117急伸。前日に上半期決算を発表、営業利益は7.7億円で前年同期比40.2%減となり、従来計画の10.9億円を下回った。つれて、通期予想は従来の28.4億円から22.8億円に下方修正した。収益性の高いSPOT案件の見通しを保守的に修正し、継続案件の利益率も見直したもよう。ただ、第1四半期が71.2%減と大幅減益だったために下振れは想定線、9-11月期減益率縮小で短期的なあく抜けにつながる格好へ。
<3093> トレファク 2710 +366急騰。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は19億円で前年同期比3.3倍となり、通期予想は従来の19.4億円から23.8億円、前期比2.4倍の水準に上方修正している。リユース需要が引き続き強く推移し既存店が伸長、利益率も大きく改善しているようだ。また、年間配当金も従来計画の27円から32円に再度の上方修正、前期比では15円の増配となる。
<2222> 寿スピリッツ 8400 +770急伸。前日に第3四半期の売り上げ状況を発表。10-12月期は153億円で前年同期比39.3%増、上半期比伸び率は鈍化したものの、20年3月期比較では上半期の2ケタ減に対して増収に転じた。第3四半期累計では前年同期比54.3%増、会社側の通期計画33.3%増に対して上振れ推移とみられ、再度の業績上振れ期待が高まる状況に。各セグメントが軒並み増収となり、とりわけ、シュクレイが好調推移と。
<7818> トランザク 1497 +300ストップ高比例配分。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は12.6億円で前年同期比60.3%増となった。上半期計画17.3億円、同7.1%増に対する進捗率は73%に達しており、業績上振れが意識される状況となったようだ。エコプロダクツ部門ではエコバッグやタンブラー・サーモボトルなどの主力製品が好調推移、ライフスタイルプロダクツ部門ではゲーム・アニメ業界に対する売上が大きく伸長したもよう。
<3382> 7&iHD 6142 +351大幅続伸。前日に第3四半期決算を発表、9-11月期営業利益は1601億円で前年同期比37.1%増と増益幅が拡大、通期予想は従来の4770億円から5000億円に上方修正した。海外コンビニ事業の上振れが主因となるようだ。通期市場コンセンサスは4850億円程度であったとみられ、ポジティブな反応が先行。また、グループ戦略再評価の結果を3月10日までに公表予定としていることも期待材料につながった。
<9983> ファーストリテ 73490 -6350大幅続落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は1171億円で前年同期比2.0%減となり、市場予想を200億円程度下振れている。会社計画も下振れたもよう。中国での新型コロナ感染拡大など、海外要因が下振れの背景になっているようだ。1月に入って、中国の売上は回復傾向に入っているもようだが、想定外の減益決算に対するネガティブインパクトが先行する形に。
<3697> SHIFT 23620 -1220大幅反落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は18.1億円で前年同期比7.4%減益となり、通期計画94億円、前期比36.0%増に対して、予想外に低調なスタートとなっている。顧客数拡大や単価上昇などで売上高は順調に拡大しているものの、今後の成長を睨んだ採用が進んでいることで、販管費負担が膨らむ形になったもよう。バリュエーション面での割高感が強いことで、減益決算に失望する動きがひとまず先行へ。《ST》
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