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日経VI:上昇、日銀の金融政策修正を警戒
記事提供元:フィスコ
*16:00JST 日経VI:上昇、日銀の金融政策修正を警戒
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は12日、前日比+0.85(上昇率4.74%)の18.80と上昇した。なお、高値は18.92、安値は18.00。今日の東京市場の取引開始前に、「日銀が17-18日の金融政策決定会合で大規模な金融緩和策に伴う副作用を点検する」と報じられたことを受け、日銀の金融政策修正を巡る思惑から、市場心理は悪化しやすくなった。こうした中、今日の東京株式市場はやや買いが先行したものの、取引開始後は日経225先物は下げに転じた。その後、日経225先物は昨日終値近辺で方向感の定まらない動きとなり、市場では金融政策修正への警戒感が継続し、日経VIは終日、昨日の水準を上回って推移した。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。《SK》
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