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東京国立博物館が光熱費不足 館長「このままでは国宝を守れない」
記事提供元:スラド
東京国立博物館の館長である藤原誠氏が月刊「文藝春秋」に寄稿し、光熱費の高騰などで同館が保有している国宝に問題が生じる可能性があると指摘している。同館では日本最多の国宝89件を所蔵しているが、こうした文化財は脆弱で、適切な室温と湿度のもとで保管する必要がある。しかし、ロシアのウクライナ侵略行動以降、電気やガスといった光熱費が世界的に高騰している。藤原誠氏は、熱費不足分を昨年秋の補正予算に盛り込んで欲しいと文化庁に要望、文化庁から財務省に折衝してもらったもののゼロ査定だったという(文春オンライン)。
maia 曰く、 ・国からの交付金が年間約20億円
・光熱費の予算2億円に対し、資源インフレで4.5億円かかる見込み
・昨年秋の補正予算に2.5億円を要望し(文化庁が財務省に)折衝したが、ゼロ査定だった
・(文化財の)修理費も潤沢でない
日本は文化予算が国際比較で少ないという話はあるが、2.5億円もゼロ査定なのか。
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