Windows 10でタスクバー動作が再び不安定に、既知問題のロールバックで解消

2022年12月20日 17:49

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記事提供元:スラド

headless 曰く、 Windows 10 でタスクバーの動作が不安定になる問題が再び確認され、再び既知の問題のロールバック (KIR) による解決が行われた(Microsoft Learn の記事Neowin の記事)。

11 月に確認された問題は 8 月 26 日にリリースされたオプションの更新プログラム KB5016688 (C リリース) および以降の更新プログラムが原因となっていたが、今回の問題は 9 月 20 日にリリースされたオプションの更新プログラム KB5017380 (Cリリース) および以降の更新プログラムが原因となっている。この問題は Windows 10 バージョン20H2 ~ 22H2 までの全バージョンに影響する。バージョン 21H1 は既にすべてのエディションでサービスが終了しているが、KIR による解決は行われたようだ。

発生する問題としてはタスクバーの要素が点滅し、システムが不安定になる可能性があるというものだ。具体的には「ニュースと関心事項」のアイコンが点滅する、タスクバーが応答しなくなる、エクスプローラーが応答しなくなる、問題発生時に起動していたWordやExcelを含むアプリケーションが応答しなくなることがあるという。Windows を再起動することで解決する可能性もあるが、解決しない可能性もあるとのこと。

KIR はインターネットに接続されたコンシューマーデバイスと非マネージデバイスに自動で適用される。適用が完了するまでには最大 24 時間を要するが、問題が発表されたのは 16 日のため既に適用されていると思われる。マネージドデバイスでは特別なポリシーをダウンロード・インストールして有効化する必要がある。

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