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北海道新幹線、巨岩遭遇や地質不良などで事業費4割増 開業時期も延期へ
記事提供元:スラド
国土交通省は7日、2030年度末の開業を目指している北海道新幹線の報告書を公開した。報告書によると、事業費が当初想定の4割増となる約2.3兆円に膨らむ試算となり、追加で約6450億円が必要になるという。開業は当初の2030年度から「確定的な形で工期を見通すのは難しい」という状況となっているそうだ(NHK、HTB北海道ニュース、日経新聞、乗りものニュース)。
事業費増加の内訳としては、物価上昇と消費税増税の影響が約2050億円、土壌処理や地質不良箇所の補強で約2700億円などが挙げられている。このほかにも倶知安付近の「羊蹄トンネル」でシールドマシンが巨大岩塊にぶち当たり停止したり、発生土の受け入れ地確保が難航し、工事着手自体も遅延するなどの問題も生じているとのこと。
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