NY為替:米CPIやFOMC控え低調な10年債入札で長期金利上昇、ドル反発

2022年12月13日 07:32

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記事提供元:フィスコ

*07:32JST NY為替:米CPIやFOMC控え低調な10年債入札で長期金利上昇、ドル反発
12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、136円90銭から137円85銭まで上昇し、137円65銭で引けた。欧州通貨に対するドル売りに押された。その後、米11月消費者物価指数(CPI)を控え、さらに連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げを織り込んだほか、10年債入札が不調で米国債相場は下落、長期金利が上昇に転じたためドル買いも再開。

ユーロ・ドルは、1.0580ドルまで上昇後、1.0511ドルまで反落し1.0538ドルで引けた。今週開催される欧州中央銀行(ECB)の定例理事会での追加利上げを織り込むユーロ買いが優勢となった。ユーロ・円は144円51銭から145円10銭まで上昇。日欧金利差拡大観測にユーロ買いが強まった。ポンド・ドルは、1.2300ドルから1.2240ドルまで下落した。ドル・スイスは、0.9322フランから0.9380フランまで上昇した。《MK》

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