カーメイト、悪路も見やすいLEDフォグバルブ発売 明るさ追求のイエロー光も

2022年11月28日 16:38

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利用のイメージ。(画像:カーメイト発表資料より)

利用のイメージ。(画像:カーメイト発表資料より)[写真拡大]

  • カーメイトが新たに発売したバイカラーLEDバルブと黄色光LEDフォグバルブ(画像:カーメイト発表資料より)

 カーメイトは25日、自動車用ライトブランド「GIGA(ギガ)」より、発光を2色に切り替えられるLEDフォグバルブと、S7シリーズの放熱構造を活用した黄色光LEDフォグバルブを発売した。明るさにこだわったLEDバルブで、冬の悪天候時のドライブをサポートする。

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 近年、ハロゲンバルブを装着した新型車は減り続けている。だが平均車齢が伸びたことや、新車納期延長の影響から、中古車需要の高まりが顕著であり、現在でもハロゲンバルブからLEDバルブへの換装需要は高い。

 カーメイトでは、補修用やドレスアップ需要に対応したLEDバルブとして、純正でも採用されることが多くなった人気のバイカラーのLEDバルブを発売した。簡単に交換ができ、色の切り替えはフォグランプスイッチのON/OFFで行う仕組みだ。

 純正のフォグランプと言えば、点灯させても本当に明かりがついているかわからない程度も物が少なくない。しかも白い光が純正採用されていることが多く、悪路走行時にはほとんど運転の役に立たない。

 フォグランプの効果は、悪天候時に対向車など周りに自分の存在を知らせることだが、点灯させるなら自分も見やすい方が良い。そこで白い光より周りに拡散する黄色い光の方が、悪天候時に見えやすいため、イエローLEDバルブにも需要がある。

 今回登場した2色切り替えタイプは3,500lm、明るさにこだわった黄色光LEDバルブは5,000lm。昨今の純正フォグランプに使用されるH16ハロゲンバルブは480lm程度と言い、明るさの違いは歴然だろう。

 また明るいLEDバルブは熱ダレが心配になる。LEDバルブは、チップ自体は発熱しないが、駆動部分はかなりの高温にさらされるため、放熱対策が完璧でなければ、点灯後数分で明るさが落ちてしまう。

 だが明るさ重視のS7シリーズは、熱伝導率が高いアルミのヒートシンクと小型ファンのダブル構造により効率よく放熱でき、熱ダレの影響はほとんどないと言う。

 2色切り替えタイプと明るさ重視タイプは共にコンパクトサイズのため、車種を選ばず取り付けが可能だ。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る

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