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就活Webテストの替え玉受験で初摘発 電磁的記録不正作出容疑を適用
記事提供元:スラド
就職採用のためのWEBテストで替え玉受験をしたとして男が逮捕された。逮捕された28歳の関西電力社員の田中容疑者は、就職の採用で企業が利用するWEBテストを「京都大大学院卒、ウェブテ請負経験4年、計4000件以上、通過率95%以上」などとうたい、ツイッターで替え玉受験の希望者を募集していた(時事ドットコム、テレ朝news)。
逮捕された事件では、女子大学生のふりをして受験した疑いが持たれている。田中容疑者は4年ほど前から仲間に誘われて受験の代行を始め、その後グループを作って依頼を受けていた。学生から受け取ったIDやパスワードでログインをして受験。1科目2000~3000円で請け負い、半年間で約400万円を稼いでいたとみられる。
こうした事例は全国初の摘発とされ、私電磁的記録不正作出・同供用容疑が適用されたという。従来、身分証や契約書などを偽造する犯罪については「文書偽造罪」を適用していたが、「文書」ではないデジタルデータが普及する対応が困難になったことから、1987年の刑法改正で導入された電磁的記録不正作出・同供用罪を適用することになったようだ(朝日新聞。
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