漫画『OUT(アウト)』監督・品川ヒロシで実写映画化、ヤンキー×アクション×友情の『ドロップ』後日談

2022年10月22日 09:39

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記事提供元:ファッションプレス

 人気漫画『OUT(アウト)』が実写映画化。品川ヒロシが監督を務め、2023年に公開される。

■『ドロップ』の後日談『OUT』実写映画化へ

 井口達也原作の漫画『OUT』は、2009年に映画化もされた品川ヒロシの小説『ドロップ』の後日談を描いた物語。品川ヒロシが自身の青春時代を綴った『ドロップ』にて“狛江の狂犬”として描かれた井口達也本人が、自身の青年時代を詰め込んだ実録物語であり、みずたまことが作画を手がけたコミックは累計600万部超えのヒットを記録した。

■『ドロップ』に続き品川ヒロシが監督に

 水嶋ヒロが井口達也役を演じ、品川自らがメガホンを取った映画『ドロップ』は興行収入20億円のヒットを記録。映画『ドロップ』から約10年の時を経て、ヤンキー×アクション×友情の物語が再び復活を果たす。『ドロップ』をきっかけに再会した井口から「品川が監督で映画にしたい」というラブコールを受け、品川ヒロシ監督・脚本での実写映画化が実現したという。

■17歳になった井口達也のヤンキー×アクション×友情物語

 『OUT』で描かれるのは、 17歳になった主人公・井口達也が地元を離れ、新たなる仲間とともに紡ぐ凄絶な青春の日々。『ドロップ』で長編映画監督デビューを果たした後、『漫才ギャング』『サンブンノイチ』『Z アイランド』と数々の作品を手がけてきた品川ヒロシが『OUT』をどのような映画に完成させるのかに注目だ。

実写映画化にあたり、品川は「日頃の鬱憤を吹き飛ばすようなアクション映画にしたいと思っていますので、お楽しみに」とコメント。また、原作者の井口は、『OUT』の魅力について、「外側にはみ出た若者達の世界が生々しくリアルに描かれているのが一番の魅力だと思う」とコメントを寄せた。

■『OUT』あらすじ

 少年院から出所した井口達也は、西千葉で焼肉店を営む親戚に引き取られることとなった。更生への期待を胸に見知らぬ土地での生活が始まった達也だが、なんと出所初日に、暴走族・斬人副総長の安倍要とタイマンで喧嘩をしてしまう。喧嘩には勝ったものの、少年院に戻りたくない達也と、負けたことを知られたくない要は、この喧嘩を秘密にすることで合意、ふたりは交流を深める。この出会いから達也の壮絶な更生生活が始まってゆく──。

■メインキャラクターはオーディションで決定

 2023年1月からクランクイン予定の『OUT』。メインキャラクターはオーディションで決定するという。監督の品川は、「若い役は若い時にしか出来ない。出演してくれる役者にとって、それ自体が若かりし日の思い出になるような作品にしたい。熱量の高い人を待っています」とオーディションへの期待を表明している。

【詳細】
『OUT』実写映画化
公開時期:2023年
原作:井口達也/みずたまこと『OUT』(秋田書店『ヤングチャンピオン・コミックス』刊)
監督・脚本:品川ヒロシ
製作:『OUT』製作委員会
制作:吉本興業 制作協力:ザフール 配給:KADOKAWA

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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