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NYの視点:米8月ISM非製造業景況指数、需要強くFRBの長期にわたる力強い利上げ可能に
記事提供元:フィスコ
*07:31JST NYの視点:米8月ISM非製造業景況指数、需要強くFRBの長期にわたる力強い利上げ可能に
米供給管理協会(ISM)が発表した8月ISM非製造業景況指数は56.9と、予想外に2カ月連続の上昇となり、4月来で最高となった。27カ月連続で50を上回り活動が拡大。重要項目である新規受注は61.8と、年初来で最高となり全体指数を押し上げ。消費需要が回復していることが明らかになった。同指数の雇用も50.2と、3カ月ぶりに50を上回り、サービス業の雇用も拡大域に回復した。仕入れ価格は71.5と、4月に84.6まで上昇後は、4カ月連続で低下。価格の上昇が一段落したことも需要の回復に繋がった可能性がある。
海外の需要の強さも見られ、輸出は61.9と、7月59.5から2.4ぽインド上昇。
サービス業活動の堅調な結果は、消費が引き続き米国経済の成長をけん引している証拠となった。同時に、連邦準備制度理事会(FRB)高官の想定通り、高インフレ対処の力強く長期にわたる利上げを深刻な景気減速なく長期にわたり実施することが可能となる新たな証拠となった。
■8月ISM非製造業景況指数:56.9(7月56.7)
新規受注:61.8(7月59.9、6カ月平均58.3)
雇用:50.2(49.1、50.1)
入荷水準:54.5(57.8、60.7)
在庫:46.2(45.0、49.0)
仕入れ価格:71.5(72.3、79.1)
新規輸出:61.9(59.5、59.8)
輸入:48.2(48.0、48.9)《FA》
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