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お風呂エンタメ映画『湯道』生田斗真×濱田岳×橋本環奈×小山薫堂、銭湯で起こる“笑いと涙”の人間模様
“お風呂エンタメ”映画『湯道』が、2023年2月23日(木・祝)に公開される。生田斗真、濱田岳、橋本環奈が出演する。
■“お風呂エンタメ”映画『湯道』小山薫堂が脚本
映画『湯道』は、“お風呂”をテーマにしたエンタメ作品。「くまモン」の生みの親であり『おくりびと』の脚本も手掛けた小山薫堂が提唱する「湯道」を、小山薫堂自身が脚本を手がけ、映画化した。監督は『HERO』『マスカレード』シリーズの鈴木雅之が務める。
■「湯道」とは?
「湯道」とは、習慣である「入浴」の精神と様式を突き詰めることで完成する新たな「道」。「茶道」「華道」「書道」などと同様に、銭湯・温泉をはじめとした「お風呂」やその「湯」に向かう心の姿勢について深く考え、入浴文化を発信。“湯道具”として工芸品、伝統を継承していくことも提唱している。
■“銭湯”を舞台に繰り広げられる笑いと涙の人間模様
映画『湯道』では、“銭湯で働く人々”“銭湯へ通う人々”“湯に魅せられた人々”とお風呂を通じて交差する人間模様を描き出す。
物語の舞台となるのは、銭湯「まるきん温泉」。亡き父の遺した古びた銭湯「まるきん温泉」を巡って反発し合う兄弟を中心に、事情を抱えつつ明るく働くヒロイン、まるで湯気のように立ち上り、消えていく客たちが様々な人間関係を織りなしていく。お風呂のように心温まる笑いあり、涙ありのストーリーだ。撮影は、番台・浴室・天井・ボイラー室などを備えた、本物の銭湯さながらの巨大セットを組んで行われた。
■生田斗真が実家の銭湯に舞い戻る主人公に
映画『湯道』の主演は、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」への出演、歌舞伎にも挑戦するなど、多彩な活躍を続ける俳優・生田斗真で、主人公・三浦史朗を演じる。加えて、史朗の弟を濱田岳が演じる。濱田が生田と共演するのは『予告犯』以来2度目。兄弟役を演じる2人の掛け合いに注目だ。
■主人公・三浦史朗…生田斗真
都会で働く建築家。銭湯「まるきん温泉」を営む実家から飛び出したもののうだつが上がらず実家に舞い戻る。古くなった銭湯を畳んでマンションに建て替えることを感がている。自分の替わりに亡き父から銭湯を引き継いだのは弟・悟朗。弟から煙たがられつつも“お風呂の魅力”に魅入られていく。
■三浦悟朗…濱田岳
銭湯「まるきん温泉」を切り盛りする史朗の弟。史朗と犬猿の仲であり、父の葬式にも顔を出さなかった史朗へ反発する。ボヤに巻き込まれて入院をすることになってしまい…兄・史朗が銭湯の店主になることに...。
■秋山いづみ…橋本環奈
ある事情を抱えつつも、銭湯「まるきん温泉」で働く“銭湯女子”であり看板娘。入院する悟朗に、兄・史郎に銭湯を任せるよう助言。兄弟の仲介役的な存在。演じるのは、『銀魂』シリーズや『キングダム』シリーズなどの映画出演に加え、初舞台「千と千尋の神隠し」でも話題を呼んだ橋本環奈。
■「まるきん温泉」に通う常連客たちにも豪華キャストが集結
高橋瑛子役...戸田恵子
「まるきん温泉」の近所で料理屋「寿々屋」を営む。穏やかで気さくな性格。
高橋大作役...寺島進
料理屋「寿々屋」を営む店主。瑛子の夫。強面で頑固者だが、三浦兄弟については子供の頃から知っており、常に気に掛ける。
アドリアン役...厚切りジェイソン
日本語堪能な外国人。フィアンセの父親に認めてもらうため「ハダカノツキアイ」に挑む。
山岡照幸役...浅野和之
アドリアンのフィアンセの父親。「お風呂」についてはとにかく厳格。
堀井豊役...笹野高史
「まるきん温泉」の常連客。いつも妻・貴子と通っている。
堀井貴子役...吉行和子
「まるきん温泉」の常連客。豊の妻で仲が良い老夫婦。
DJ FLOW役...ウエンツ瑛士
人気ラジオ番組「今夜も浸からナイト」でDJを務め、全国の風呂好きに知られるイケメンラジオDJ。
植野悠希役...朝日奈央
温泉評論家の太田を担当する敏腕編集者。実は「銭湯」好き。
太田与一役...吉田鋼太郎
源泉掛け流し至上主義を公言する超辛口の温泉評論家。業界では最も敵に回してはならない男。
夙子役...夏木マリ
人里離れた山奥にひっそりと住む老婆。その昔、旅人をもてなす茶屋を営んでいたそう。
風呂仙人役...柄本明
「まるきん温泉」の常連客。口数が少なく、まるきん温泉に廃材を運んでくる謎多き白髭の老人。「お風呂」にかかわることにやたら詳しい。
〈映画『湯道』あらすじ〉
亡き父が遺した実家の銭湯「まるきん温泉」に突然戻ってきた建築家の三浦史朗。帰省の理由は店を切り盛りする弟の悟朗に、古びた銭湯を畳んでマンションに建て替えることを伝えるためだった。実家を飛び出し都会で自由に生きている史朗に反発し、冷たい態度をとる悟朗。
そんなある日、ボイラー室での騒ぎで巻き込まれた悟朗が入院をすることに。銭湯で働いているいづみの助言もあり、史朗は弟の代わりに仕方なく「まるきん温泉」の店主として数日間過ごす。いつもと変わらず暖簾をくぐる常連客、夫婦や親子。分け隔てなく一人一人に訪れる笑いと幸せのドラマ。不慣れながらも湯を沸かし、そこで様々な人間模様を目の当たりにした史朗の中で徐々に凝り固まった何かが解されていくのであった……。
【詳細】
映画『湯道』
公開日:2023年2月23日(木・祝)
監督:鈴木雅之
企画:小山薫堂
脚本:小山薫堂
出演:生田斗真、濱田岳、橋本環奈、戸田恵子、寺島進、厚切りジェイソン、浅野和之、笹野高史、吉行和子、ウエンツ瑛士、朝日奈央、吉田鋼太郎、夏木マリ、柄本明
配給:東宝
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