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KINTO、中古車サブスクを開始 東京都から
kINTOの中古車専用サイトのイメージ。(画像:KINTO発表資料より)[写真拡大]
KINTOは27日、中古車のサブスクリプションサービス(以下、サブスク)を開始した。既存の新車のサブスクでユーザーが使用したクルマを活用したもので、先ずは東京都から開始し、今後エリアを拡大させる予定だ。
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サブスクリプションサービス(サブスク)とは、月に一定の金額を支払うことで商品を利用する権利が与えられるサービスだ。身近なところでは、音楽配信や動画配信などで多くの人が利用している。
近年では、クルマにもサブスクが広がりを見せており、月に定額を支払うだけでマイカーのように利用できることから、人気も上昇している。
KINOTは、トヨタグループによるクルマのサブスクだ。これまでは新車のみの取り扱いだったため、注文から納車までは通常購入と同じく時間がかかり、最近の新車納期遅れから、すぐに利用したい人には選びにくい面もあった。
また新車では月額使用料が高くなりがちだ。契約も最低3年からとなっており、途中解約する場合は契約満了までの残金を一括払いする必要や、プランによっては解約金が発生する場合もあり、こちらもネックとなっていた。
今回KINTOでは、価格が抑えられ、即納も可能な中古車をサブスクに加えた。また2019年にサービスを開始したため、3年が経過して契約が終了するクルマも増えてきたこともあるだろう。
契約期間は2年に短縮されている。申込には月額の約6カ月分に相当する申込金が必要だが、中途解約金は不要なプランだ。
車両は、トヨタ正規販売店でメンテナンスを実施した品質の高い中古車を使用。サービス開始時点では、ルーミーやヤリス、RAIZEなど、約10車種を提供しており、今後順次ラインアップは拡充する予定だ。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る)
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