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「taste = 味」だけでは英語は話せない? コアで覚える英語 (39)
コアで覚える英語39回目はtasteを取上げる。日本でも「スパイシーテイスト」のようにレストランなどでも普通に使われているため、馴染みがあるという人も多いことだろう。より理解するために、tasteのもつコアイメージについて紹介する。
【こちらも】「grow = 育つ」だけでは英語は話せない? コアで覚える英語 (38)
■tasteのコア
tasteのコアイメージは「味わう」である。ポイントは何かを食したときに「~の味がする」という受動的意味と、「~を味わう・味見をする」という能動的意味があるという点だ。
■他動詞的用法
tasteは他動詞的用法・自動詞的用法に分けられる。以下は他動詞としての例文である。
・I can taste gingery in this tea.「この紅茶はショウガの味がするね」
・taste the joys of freedom.「自由の喜びを味わう」
2番目の例文のように、味わうのは飲食物だけではなく抽象的な物にも使用する。これは日本語も同様である。
■自動詞的用法
以下が自動詞的用法の例文である。
・This tea tastes gingery.「この紅茶はショウガの味がするね」
・I get stuffy nose today, can’t taste「今日は鼻がつまっていて食べ物の味がしない」
上の例文は他動詞の最初の例文と同じ意味だが、主語が異なっている点に注目したい。その味をさせている物が主語となる場合はよくある。覚えておこう。
■フレーズで覚えよう
最後によく使われるフレーズを紹介する。そのままセンテンス毎覚えてしまおう。
・leave a bad taste in one's mouth
直訳すると「自分の舌に悪い味を残す」つまり後味が悪いという意味になる。
例)場面: 昨日の試合のことを話す
A: They won the game last night. But I don’t think that was great.「昨晩の試合は勝ったけど良い内容ではなかったね」
B: I know it left a bad taste in my mouth.「そうだね。後味の悪い試合だった」
・I don’t know your taste「あなたの好みが分からない」
tasteは名詞として「好み・趣向」などの意味がある。
例)場面: 誕生日プレゼントについて
A: I have no idea what I should get her. What do you think?「彼女に誕生日プレゼントは何がいいかしら?」
B: Me nether. I don’t know her taste.「さぁね。私も彼女の好みは知らないから。」
上記の例文を参考に適宜主語述語などを入れ替えて実際に使ってみるようにしよう。(記事:newpowersoul・記事一覧を見る)
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