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注目の欧米経済指標:米FOMC会合で0.75ポイントの追加利上げ決定へ
*14:54JST 注目の欧米経済指標:米FOMC会合で0.75ポイントの追加利上げ決定へ
7月25日−29日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。
■26日(火)午後11時発表予定
○(米)7月CB消費者信頼感指数-予想は97.0
参考となる6月実績は98.7で2021年2月以来の低水準。期待指数は66.4で2013年3月以来の低水準を付けた。物価高による経済成長減速懸念が消費者信頼感の悪化につながった。7月についてはインフレの改善が遅れていることから、消費者信頼感はさらに悪化する可能性がある。
■27日(水)日本時間28日午前3時結果判明
○(米)連邦公開市場委員会(FOMC)-予想は0.75ポイントの追加利上げ
大半のFOMCメンバーは7月FOMCで0.75ポイントの追加利上げを支持しているとみられており、2か月連続で0.75ポイントの利上げが決定される見込み。4-6月期の経済成長率はプラスとなる可能性があることも0.75ポイントの追加利上げを後押しすることになりそうだ。
■28日(木)午後9時30分発表予定
○(米)4-6月期国内総生産速報値-予想は前期比年率+0.5%
参考となるアトランタ地区連銀の経済予測モデル「GDP Now」によると7月19日時点で前期比年率-1.6%とマイナス成長が予想されている。5月貿易収支や6月ISM製造業景況指数はさえない内容だったことから、プラス成長でも低い伸びにとどまる可能性が高い。
■29日(金)午後6時発表予定
○(欧)4-6月期ユーロ圏域内総生産速報値-予想は前年比+3.4%
参考となる1-3月期実績値は前年比+5.4%。ウクライナ戦争の影響が表面化していなかったことから成長率はプラスを維持した。4-6月期については、エネルギー価格の高止まりや供給制約状態が続いていることなどが域内経済を圧迫。ユーロ圏の製造業とサービス業PMIは伸び悩んでいることから、域内の経済成長率は鈍化する見込み。
○その他の主な経済指標の発表予定
・25日(月):(独)7月IFO企業景況感指数
・26日(火):(米)6月新築住宅販売件数
・27日(水):(米)6月耐久財受注
・28日(木):(独)7月消費者物価指数
・29日(金):(日)6月失業率、(欧)4-6月期独国内総生産速報値、(欧)7月ユーロ圏消費者物価指数、(米)6月PCEコア価格指数《FA》
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