再生可能エネルギーを砂に保存する技術 フィンランドの企業が開発

2022年7月11日 07:56

印刷

記事提供元:スラド

フィンランドの Polar Night Energy (PNE) が開発した再生可能エネルギーを砂に保存するという技術が注目を集めている(PNE のニュース記事BBC News の記事The Next Web の記事Neowin の記事動画)。

この技術は再生可能エネルギーの出力を熱に変え、砂を加熱してコンテナに保存するというものだ。砂は安価で耐久性が高く、1,000℃ 以上に加熱することも可能だ。適切な断熱処理を行えば、最小限の熱損失で数か月の保存が可能になるという。

このたび、ロシアのウクライナ侵略で燃料価格が高騰する中、実際に利用可能な装置が初めて設置され、BBC News で「Sand Battery」として紹介されたことで注目を集めた。この装置はおよそ 100 トンの建設用砂を格納した灰色のサイロで、砂を 500℃ に加熱して保存する。

保存した熱はエネルギー価格が上昇する時期に取り出して温水を作り、暖房や温水プールで使用するとのことだ。 

スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | 地球 | ハードウェア | 電力 | サイエンス | ストレージ

 関連ストーリー:
フィンランド国鉄、ロシアとの長距離列車を運行停止 2022年03月31日
NASA、月面の発電所から資源採取場所や処理施設に電力を供給するソリューションを募集 2020年09月30日
GitHub、公開リポジトリのアーカイブ21TBを北極圏のデジタルデータ貯蔵庫に保管 2020年07月22日
クラウドの排熱を利用する無料暖房サービス 2014年11月15日
サーバーの熱で大聖堂を暖める 2011年10月21日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事