JPX金は上昇基調を強めそう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)

2022年6月6日 17:33

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記事提供元:フィスコ

*17:33JST JPX金は上昇基調を強めそう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、金についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、今週の金について『JPX金は上昇基調を強めそう』と述べています。

次に、『NY金は米長期金利の上昇やドル高が上値を抑える一方で、下値はインフレ警戒感に支えられており、1850ドルを軸とするもち合いが続いている。1日のNY金は1830ドル付近まで下落したが、急速に切り返した』と伝えています。

続けて、『この日発表された5月米ISM製造業購買担当者景況指数(PMI)が56.1と、前月(55.4)から上昇し、市場予想(54.5)も上回った。予想を上回る結果を受けて米長期金利は一時2.95%近辺に上昇。外為市場ではドル高が進んだ。どちらも金には押し下げ材料だが、金は下げ渋った』と解説しています。

また、『欧州連合(EU)のロシア産石油の段階的な輸入禁止合意や、中国・上海市のロックダウン(都市封鎖)終了を背景に、原油相場が節目の115ドルを越えて上昇したため、インフレ警戒から金は買われたようだ』と述べています。

さらに、『米連邦準備制度理事会(FRB)による積極的な引き締めによる景気後退への懸念からNYダウが下落したことも、安全資産として金が買われたようだ』と伝え、『強弱材料いずれも決め手に欠ける状況で、週末3日の5月米雇用統計での反応が注目される』言及しています。

一方、『JPX金はドル円が130円台に上昇したことで、100円を超える上昇となった。日足はまだ一目均衡表の雲の中にあるが、転換線は上向きに転じており、RSIも54%に上昇し、地合いは堅調』と伝えています。

こうしたことから、陳さんは、JPX金について、『基準線を超えて、雲の上限である7800円をブレイクすれば8000円が視野に入ってくるだろう』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の6月2日付「JPX金は上昇基調を強めそう」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜《FA》

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