横浜の大規模停電、原因は東電との協議なしの水道管補強工事

2022年5月19日 16:25

印刷

記事提供元:スラド

横浜市青葉区などで13日夜に約7万戸に影響する大規模な停電が発生した。この停電では小田急線が一部の区間で運転を見合わせなどが起きた。発生した時間もあり多くの通勤者などに影響する事態となった。東京電力や川崎市が調べた結果、原因は川崎市が発注した水道工事であることが判明したそうだ。各報道によれば、地盤を固めるために使用した鉄パイプが地中の送電線を損傷させたとしている(NHK読売新聞東京新聞)。

本来、地中に送電線などがある場合、電力会社と施工協議を行う必要があった。しかし、川崎市から受注した業者は東電への連絡をおこなわず、東電の立ち会いのないまま工事がおこなわれた。市側も東電との協議がないことを見落としていたとされている。

あるAnonymous Coward 曰く、 業者<電線埋ってるらしいが多分ヨシ!
川崎市<業者がちゃんと確認しただろうからヨシ!
東電<どうして、事前に確認してくれなかったんですか?

リンク先画像、地中電線の保護管が見事に貫通しております。
感電による死人が出なくてよかったねとしか。

 スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | 日本 | ハードウェア | ニュース | 電力

 関連ストーリー:
外環道のシールドマシンが鋼材を巻き込む事故、原因は製図ミス 2022年05月14日
NHK工事で世界遺産の参道破損 2022年04月18日
標準電波40kHzのアンテナ設備が一部損壊、緊急工事完了まで2週間程度出力低減 2022年04月06日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事