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スパイダーマン新作映画、中国では検閲で上映できず
記事提供元:スラド
過去に登場したスパイダーマンたちが共演を果たした『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は世界的な話題作となったが、映画の一大市場になった中国では上映されていないという。理由は中国の規制当局による検閲だ。規制当局は『ノー・ウェイ・ホーム』の劇中から、自由の女神像が映るシーンを全てカットするように求めたという(Daily Mail Online 、THE RIVER)。
自由の女神が米国の民主主義の象徴であるためであったようだ。しかし、自由の女神は映画のクライマックスシーンで重要な役割を果たしており、ソニー側はこの要求を拒否したという。このことから中国政府側は、「トム・ホランドが王冠の上に立つ愛国的なショット」のキットを求めたり、画面照明を暗くし、米国の自由に関するアイコンを目立たなくできるかなどの案の提示を行ったようだ。しかし、制作スタジオ側はをこれを拒否、結果として、『ノー・ウェイ・ホーム』の中国上映は行われないことになったとしている。
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