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アプルーシッド、Web上でセキュアにPDFやOffice資料を共有できるサービス
スライド共有サービス「ドクセル」を運営するアプルーシッド(東京都千代田区)は4月29日、Webでセキュアに資料を共有できる法人向けサービス「Groupfile(グループファイル)」を開始した。
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グループファイルは、PDFやパワーポイントなど、Office資料をブラウザ上で埋め込み再生できる。受け取った側はPCだけでなくタブレットやスマホなど様々な端末からストレスなく閲覧可能だ。
複数の資料や動画、添付ファイルをまとめた資料配布のランディングページも作成できる。いつでも最新版に差し替えができ、顧客社内で古いファイルが出回る懸念がなくなる。
利用料は月間3万8000円で、容量は1TB。アカウント数は無制限のため、メンバー入れ替えや予算管理の手間が不要だ。
企業が顧客に資料を送る際、クラウドストレージなどにPDFを置いてダウンロードさせる方法がセールス活動において一般的な手法となっている。だが、「読んでもらえたかどうかわかりづらい」「古い情報が顧客社内に出回る」「ユーザーにとってダウンロードが手間」などが課題となっていた。グループファイルでこうした課題を解決する。
アプルーシッドは、スライド共有サービス「ドクセル」で、PDFやOffice資料をWeb上で共有するサービスを展開しており、既に4500枚以上のスライド資料が掲載されている。だが一般公開も選択できるため、設定を誤って「うっかり全体に公開してしまっては困る」などの声が上がっていたという。
そこで組織用プランをつくり、社員それぞれのアカウントで使えるようにした。テナントごとのデータベース分離や組織アカウントによるシングルサインオンなど、組織利用にマッチする利用体系やセキュリティを設定している。
まずは安定提供のために利用社数を限定してサービスを開始する。無料でトライアルも行える。5月をめどに場面単位やスライド単位で資料の検索ができるプランの公開も予定している。(記事:土佐洋甘・記事一覧を見る)
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