楽天証券ファンドアワード、最優秀ファンド発表 各部門から13本を選出

2022年4月18日 08:09

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 楽天証券は15日、楽天証券経済研究所が選出した「優秀ファンド」14部門26本の中から、ユーザーの投票で選ばれた「第7回楽天証券ファンドアワード」の最優秀ファンド13本を発表した。

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 楽天証券ファンドアワードは、楽天証券経済研究所による独自のファンドスコアなどの指標を用いて、アクティブファンドとインデックスファンドの中から優秀ファンドを選出。その中からユーザーが投票し最優秀ファンドを決定する。なお同アワードは楽天証券主催で、2016年より毎年開催している。

 今回投票したユーザーのうち、40代以下は55%。さらに投資経験3年未満のユーザーが49%ということから、現役世代(資産形成層)や投資初心者のユーザーが投票した人の半数を超えていると言う。今回選ばれたファンドも、これから資産形成を始める人や投資経験が浅い人にも身近に感じられる商品が多いと言える。実際に投票したユーザーからも、アワードの信頼性が高いということや、投票を通じて多くのファンドについて学べたという感想が寄せられている。

 最優秀ファンドは、部門ごとに以下が選出されている。アクティブファンドからは9部門。先進国株式部門「キャピタル世界株式ファンド」、国内株式部門「三菱UFJ日本株オープン35」、新興国株式部門「エマージング株式オープン」、先進国債券部門「三菱UFJグローバル・ポンド・オープン(年1回決済型)」、国内債券部門「明治安田日本債券オープン(年1回決算型)」、国内不動産(リート)部門「野村Jリートファンド」、海外不動産(リート)部門「パインブリッジ・グローバル・テクノロジー・インフラ・ファンド」、バランス(固定配分)部門「楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型)」、バランス(可変配分)部門「iFree年金バランス」。

 インデックスファンドからは4部門。先進国株式部門「eMAXISSlim先進国株式インデックス」米国株式部門「eMAXISSlim米国株式(S&P500)」、国内株式部門「iFree日経225インデックス」、新興国株式部門「楽天・新興国株式インデックス・ファンド」。

 アクティブファンドとは、ファンドが選定した株価指数を上回る運用結果を目指すファンド。インデックスファンドとは、市場平均と同じ動きをするような運用を目指すファンドのこと。市場は、日経平均株価(日経225)やTOPIX、米国ではS&P500などが対象となる。(記事:大野 翠・記事一覧を見る

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