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豪ドルは利上げ見通しを背景に上昇に転じる可能性 サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
*17:42JST 豪ドルは利上げ見通しを背景に上昇に転じる可能性 サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、豪ドル円についてのレポートを紹介します。
陳さんはまず、『豪ドルは利上げ見通しを背景に上昇に転じる可能性』と述べています。
オーストラリア準備銀行(RBA、豪中銀)について、『1日の理事会で、政策金利を過去最低の0.1%に据え置いた。一方、国債や州債を大量に購入する量的緩和政策の終了を決めた。インフレ率が上昇し雇用環境が改善していることから、金融政策の正常化を進めることにした。』と伝えています。
続けて、『RBAは20年3月、新型コロナウイルスによる経済の混乱を受けて量的緩和政策を導入。21年7月に経済見通しが改善しているとして、買い入れ額を週50億豪ドル(約4000億円)から40億豪ドルに減額することを決めた』と解説しています。
また、『RBAのロウ総裁は声明で、債券購入プログラムの終了は、近い時期の利上げを意味するものではないと強調。インフレ率が政策目標の2.0~3.0%の範囲内に持続的に収まるようになるまでは利上げしないと語った』と伝えています。
一方で、陳さんは、『雇用情勢は改善し、個人消費も回復する中、インフレ率も上昇しているため、市場は早期の利上げを見込み始めている。RBAは早ければ今年8月にも最初の利上げを行うとの見方が出ている』と述べています。
さらに、『CFTC建玉では、1月25日時点のファンドの豪ドル買い・ドル売りポジションは、−8万3273枚(前週比+5181枚)。ファンドの売りが、かなり溜まっている状況だが、今後、利上げ見通しが高まるに連れて、買い戻しが活発化することが予想されるため、豪ドルが押し上げられていく可能性が高い』と考察しています。
こうしたことから陳さんは、豪ドル円について、『直近高値の84~85円を目指す展開になろう』と予想しています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の2月2日付「豪ドルは利上げ見通しを背景に上昇に転じる可能性」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 花田浩菜《FA》
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