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社民党首に福島氏続投 他に立候補無く 党は存亡の危機
記事提供元:エコノミックニュース
任期満了に伴う社会民主党の党首選挙が14日告示されたが、福島みずほ党首以外の立候補はなく、福島氏の無投票再選が決まった。3月の党大会で正式に承認される。任期2年。
福島氏は同日「当選証書を授与していただきました」とSNSに投稿。「あなたは22年社会民主党党首選挙において次期党首に当選されましたので、ここに当選証書を付与しますと言うものです。社民党の場合は(所属する県連の推薦と)200名以上の党員の推薦が要ります。387名の方に推薦をしてもらい、当選をしました。ありがとうございます」と記している。
再選を決めた福島氏は記者会見で「粉骨砕身、頑張りたい」と語り「7月の参院選挙に何としても勝利したい。比例区で3名以上、選挙区での当選者を出すことができるよう、先頭に立って頑張りたい」と決意を示した。
また「社民党にしかできないことがある」とし、それが「憲法を活かすこと。戦争をしないと決めた憲法9条をどんなことがあっても変えさせない。憲法を停止する『緊急事態宣言条項』は絶対に入れさせない」ということだとアピールした。
また「憲法25条(生存権)、憲法13条(個人の尊重)が生かされる社会をつくることができるのが社民党」とも語った。
社民党は夏の参院選挙で4議席以上を確保するか、有効投票者総数の2%以上の票数を得なければ「政党要件」を失う存亡危機に立たされている。福島氏にとって、参院選挙は党の存亡価値を問われる「背水の陣」の戦いになる。(編集担当:森高龍二)
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