映画『KAPPEI カッペイ』若杉公徳のギャグ漫画を実写化、伊藤英明が世界を救わない?!最強戦士に

2021年12月19日 16:34

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記事提供元:ファッションプレス

 若杉公徳の漫画『KAPPEI』が実写映画化。映画『KAPPEI カッペイ』として、2022年3月18日(金)より公開される。主演は伊藤英明。

■『デトロイト・メタル・シティ』若杉公徳のギャグマンガを実写映画化

 『KAPPEI』は、2008年に松山ケンイチ主演で映画化した『デトロイト・メタル・シティ』などで知られる漫画家・若杉公徳による人気コミック。ノストラダムスの予言を信じ、幼い頃から人類の救世主になるべく厳しい修行に人生を捧げてきた「終末の戦士」を主人公とするギャグ漫画だ。

■世界を救わない?!最強戦士の恋と友情

 ノストラダムスの予言を信じるも、粘っても粘っても世界は一向に滅亡せず…活躍の場を与えられなかった彼らがたどり着いたのは、その能力を全く必要としない現代の東京だった…。“最強”なのに需要もなく社会常識もない戦士たちが、平和な大都会で初めて知るピュアな恋心、友情、葛藤、花見、合コン、嫉妬心、遅すぎた青春を描く。

■平野隆が初監督&脚本は徳永友一

 実写映画版『KAPPEI カッペイ』は、『スマホを落としただけなのに』シリーズ、『64-ロクヨン-前編/後編』などのヒット作をプロデュースしてきた平野隆の初監督作品。『翔んで埼玉』など、ギャグ漫画の実写化に定評のある脚本家・徳永友一とタッグを組む。

■主人公・勝平に伊藤英明

 「終末の戦士」の一人である主人公・勝平を演じるのは、『THE LAST MESSAGE 海猿』『BRAVE HEARTS 海猿』など『海猿』シリーズで座長を務めた伊藤英明。『燃えよ剣』でも存在感を示している伊藤英明が、『22年目の告白-私が殺人犯です-』以来5年ぶりとなる主演を務める。

 東京にやってきた勝平が運命的な出会いを果たす女子大生・山瀬ハルには、映画『羊と鋼の森』で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、2022年には初めての連続テレビ小説への出演も控える上白石萌歌。勝平に振り回され続ける気弱な大学生・啓太を、先日「なにわ男子」としてデビューを果たした西畑大吾が演じる。その他、大貫勇輔、山本耕史、小澤征悦、古田新太ら実力派俳優たちが集結した。

 終末の戦士・勝平役...伊藤英明
人類の救世主になるため無戒殺風拳の修行に人生の全てを費やしてきた終末の戦士。獅闘流(しとうりゅう)の使い手。突然師範から解散を告げられ平和な現代の東京へ流れ着く。

<伊藤英明コメント>
オファーを頂いた時は45にもなったおっさんがまた筋肉披露の仕事か、と正直ガッカリしていました。笑 しかし打ち合わせや衣装合わせを重ねる内に、そんなガッカリや不安は吹き飛んで…行きませんでした。笑 ハッキリ言って変な衣装に変な髪型、ヒロインを除いて変な人間ばかりが出てくる変な話です。けれどこのコロナ禍に於いて、不自由な生活を強いられている日本の皆さんに束の間のひとときではありますが、現実から離れて頂いて心の底から笑って頂ける作品をお届け出来る事にエンターテイメントの世界で働く者として大変ありがたく、また光栄に思っています。監督はじめ、スタッフ、演者全員が制限の厳しい中、出来る限りの中での一番を模索し作り上げた作品です。どうかみなさんに笑って笑って、ちょっと泣いて、そしてやっぱり腹の底から笑って頂きたいと思います。

 山瀬ハル役...上白石萌歌
勝平の初恋の相手。誰に対しても平等に接するやさしさと純真さを持つ女子大生。

<上白石萌歌コメント>
山瀬ハル役を務めます、上白石萌歌です。作品の相関図をいただいた時のひっくり返るくらいの可笑しさと、現場に足を踏み入れた時の想像を超えるカオスさ。お芝居中に笑いを堪えることほど苦痛なことはないと感じました。最高にくだらなく、最高に真面目で、最高にハートフルな作品です。きっと日本中が勝平さんの虜になるはず!ぜひ盛大に笑ってください!お楽しみに!

 入間啓太役...なにわ男子・西畑大吾
助けてもらった縁で行き場のない勝平を部屋に招くも、それ以降居候されてしまう。気弱だが心優しい大学生。

<西畑大吾コメント>
映画「KAPPEI」で入間啓太役を演じさせて頂きます、なにわ男子の西畑大吾です。このお話を頂いて、企画書を見た時に「すごい世界観だ!」と心が高鳴り、どんな作品になるのかとてもドキドキしました。撮影が始まると毎日が刺激的でした。超個性的な終末の戦士の皆さんのユーモア溢れるお芝居にどうツッコミを入れよう、どう立ち回ろうと考える日々はとても楽しかったです。原作の面白いところを存分に味わえる最高に笑える作品です。この映画を見て頂いて、いっぱい笑っていっぱい免疫力をあげてください!

 終末の戦士・守役...大貫勇輔
勝平とともに無戒殺風拳の修行を積んできた仲間。蛇戦流(じゃせんりゅう)の使い手。
終末の戦士・正義役...山本耕史
勝平とともに無戒殺風拳の修行を積んできた仲間。最も体得が困難と言われる馬跳流(ばちょうりゅう)の使い手。
終末の戦士・英雄役...小澤征悦
終末の戦士の中でも最強と言われた勝平の兄弟子。龍咆流(りゅうほうりゅう)の使い手。
師範役...古田新太
1999年7の月に世界が滅亡するという予言を信じ、終末の戦士たちに無戒殺風拳を教えた老人。2022 年まで待ったが一向に世界が滅亡しないため、勝平らに解散を命じた。

【詳細】
映画『KAPPEI カッペイ』
公開日:2022年3月18日(金)
原作:若杉公徳(「KAPPEI」白泉社・ヤングアニマルコミックス)
監督:平野隆
脚本:徳永友一(『翔んで埼玉』、『かぐや様は告らせたい』シリーズ)
音楽:遠藤浩二
出演:伊藤英明、上白石萌歌、西畑大吾(なにわ男子)、大貫勇輔、古田新太、山本耕史、小澤征悦
制作プロダクション:ダブ
製作:映画「KAPPEI」製作委員会
配給:東宝

<映画『KAPPEI カッペイ』あらすじ>
1999年7の月。ノストラダムスが予言したこの時、世界は荒廃し、秩序は乱れ、暴力が支配する恐怖の世界が訪れる。そんな来るべき世紀末に備え、人類を救うべく己を鍛え上げる強き漢(オトコ)たちがいた。

しかし、時は2022年…。世界滅亡の時は一向に訪れない中、厳しい修行に耐え、強力無比な殺人拳・無戒殺風拳(むかいさっぷうけん)を会得した弟子たちを集め、師範は気まずそうに言い放った。

「解散っ」

これは、時代に全く必要とされず、世界の救世主になれなかった強く優しき漢(オトコ)の青春物語である。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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