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岩田剛典&中山美穂、映画『死刑にいたる病』出演へ 公開は22年5月に決定
2020年4月に制作が発表され、21年8月には2022年公開と報じられていた映画『死刑にいたる病』の公開が、22年5月に決定した。また、追加キャストとして新たに岩田剛典&中山美穂の出演が明らかとなった。
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■驚愕のサスペンス小説を、白石和彌監督が映画化
2013年の映画『凶悪』で、第37回日本アカデミー賞優秀監督賞をはじめとする数々の映画賞を受賞し、注目を浴びた映画監督・白石和彌(しらいし かずや)。その後も『日本で一番悪い奴ら』(16)、『彼女がその名を知らない鳥たち』(17)、『孤狼の血』(18)などの話題作を連発し、今日本映画界で最も期待される監督のひとりだ。
そんな白石監督の次回作が、櫛木理宇の同名サスペンス小説の映画化『死刑にいたる病』。死刑囚の殺人鬼から冤罪の証明依頼の手紙を受け取った大学生が、ある殺人事件の真相を追うというストーリー。その先には、驚愕の真実が待ち受けているーー。
24件の殺人容疑で逮捕され死刑判決を受けた榛村(はいむら)を演じるのは、映画『舞妓Haaaan!!!』(07年)や白石監督作『彼女がその名を知らない鳥たち』で知られる阿部サダヲ。対して、榛村から手紙を受け取るごく普通の大学生・筧井雅也役を、ドラマ『中学聖日記』で輝かしいデビューを果たし、21年10月公開の映画『そして、バトンは渡された』にも出演した岡田健史が務める。
■岩田剛典&中山美穂の出演決定、場面写真も解禁
22年5月の公開決定と併せて、2名の追加キャストが発表された。事件を捜査する雅也の行く先々に現われる謎の男・金山一輝を演じるのは、「EXILE」および「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」のメンバーであり、映画『去年の冬、きみと別れ』(18年)や『名も無き世界のエンドロール』(21年)など話題作で主演を務める人気俳優・岩田剛典。解禁された場面写真では、長髪姿で異様な雰囲気を纏っている。
雅也の母・筧井衿子役は、1985年にデビューしトップアイドルとして一世を風靡した中山美穂。映画『Love Letter』(95年)や『東京日和』(97年)での演技も高く評価され、女優としても成功している。衿子の場面写真は、義母の四十九日の暗い表情を捉えたものだ。
岩田は「金山という役は、あまり多くは語らない役柄でもありましたので、感情を自分の中で明確にして臨みました」とコメント。中山は、「原作を読んで、これを如何に映像化するのだろうかと演じる前から期待が膨らみました」とコメントしている。
■映画『死刑にいたる病』あらすじ
鬱屈とした毎日を送る大学生の雅也(岡田健史)の元へ、一通の手紙が届く。それは、世間を震撼させた連続殺人鬼・榛村(阿部サダヲ)からのものだった。24件の殺人容疑で逮捕され、そのうちの9件で立件・起訴、死刑判決を受けた榛村。彼は当時、雅也の地元でパン屋を営んでおり、中学生だった雅也もよくそこに通っていたのだ。
「罪は認める。だが、最後の事件だけは冤罪だ。犯人が他にいることを証明してほしい」。雅也は独自に事件について調べ始める。そこには、想像を超える残酷な真相があったーー。(記事:ヤスダ ユウカ・記事一覧を見る)
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