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豪ドル週間見通し:もみ合いか、豪準備銀行の金融政策が手掛かり材料に
記事提供元:フィスコ
*14:35JST 豪ドル週間見通し:もみ合いか、豪準備銀行の金融政策が手掛かり材料に
■伸び悩み、米国株安を嫌気した豪ドル売り
今週の豪ドル・円は伸び悩み。豪ニューサウスウェールズ州が「1日当りの新規感染者数が来月末までに2万5千人に急増する可能性」を警告するなど、新型コロナウイルスのオミクロン株への警戒から豪ドル売りが先行した。11月雇用統計の改善を好感して豪ドル買いが一時優勢となったが、米国株式の下落を嫌気した豪ドル売りが観測されており、週末前に対円レートは伸び悩んだ。取引レンジ:80円48銭-82円44銭。
■もみ合いか、豪準備銀行の金融政策が手掛かり材料に
来週の豪ドル・円はもみ合いか。11月雇用統計では失業率が予想以上に低下し、雇用者数は大幅増となり、急回復がみられたことから、豪準備銀行(中央銀行)の債券購入プログラムの早期打ち切り観測が浮上している。ただし、新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染拡大が警戒されており、リスク選好的な豪ドル買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・21日:豪準備銀行12月理事会議事要旨
予想レンジ:80円00銭-82円00銭《FA》
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