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舞台『奇跡の人』高畑充希&平祐奈出演で“ヘレン・ケラー”を題材にした物語、東京・大阪で
舞台『奇跡の人』が、東京芸術劇場プレイハウスで2022年5月18日(水)から6月5日(日)まで、6月に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演予定。高畑充希が主演を務める。
■舞台『奇跡の人』ヘレン・ケラーを題材にした物語
舞台『奇跡の人』は、「見えない、聞こえない、喋れない」三重苦を抱えた少女ヘレン・ケラーと、家庭教師アニー・サリヴァンを題材にした物語。タイトルの“奇跡の人”は、“奇跡を起こした人”であるヘレンの先生、アニー・サリヴァンを意味し、作品にはヘレン・ケラーに関する道徳的な話ではなく、アニー・サリヴァンの諦めずに戦い続ける勇ましい姿が描かれている。
日本では名だたる女優たちが名演を重ね、2019年の公演ではアニー・サリヴァン役を高畑充希、ヘレン・ケラー役を鈴木梨央、演出を森新太郎が務め、人気を博した。
■アニー・サリヴァン役に高畑充希、ヘレン・ケラー役に平祐奈
そんな『奇跡の人』が、アニー・サリヴァン役に高畑充希、演出に森新太郎を再び迎え、上演されることに。ヘレン・ケラー役は、若手ながら映画やドラマ、バラエティに数多く出演している平祐奈を起用。舞台初出演となる彼女が、三重苦を抱えた難役に挑む。
■公演概要
舞台『奇跡の人』
作:ウィリアム・ギブソン
翻訳:常田景子
演出:森新太郎
キャスト:高畑充希、平祐奈、村川絵梨、井上祐貴、山野海、森山大輔、佐藤誓、増子倭文江、池田成志、倉澤雅美、中野歩、秋山みり
美術:二村周作 照明:小笠原純、佐々木真喜子 音響:藤田赤目 衣裳:緒方規矩子 ヘアメイク:鎌田直樹 アクション:渥美博 演出助手:坂本聖子 舞台監督:髙橋大輔
■東京公演
上演期間:2022年5月18日(水)~6月5日(日)
会場:東京芸術劇場プレイハウス
住所:東京都豊島区西池袋1-8-1
■大阪公演
上演時期:2022年6月
会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
住所:大阪府大阪市北区茶屋町19-1
■舞台『奇跡の人』あらすじ
アラバマのケラー家。アーサー・ケラー大尉(池田成志)とその妻ケイト(村川絵梨)がベビー・ベッドを心配そうに覗き込んでいる。1歳半の娘ヘレン・ケラー(平 祐奈)が熱を出したのだ。やっと熱が下がり安心したのも束の間、ヘレンは音にも光にも全く反応しなくなっていた……。
それから5年。それ以降、ヘレンは見えない、聞こえない、しゃべれない世界を生きている。そして、それゆえ甘やかされて育てられたヘレンは、わがまま放題。まるで暴君のように振る舞うヘレンを、家族はどうすることもできない。そんな折、ボストン・パーキンス盲学校の生徒アニー・サリヴァン(高畑充希)の元に、ヘレンの家庭教師の話が舞い込んでくる。誰もがお手上げの仕事ではあったが、孤独で貧しい環境を20才まで生きてきたアニーは、自立という人生の目標を達成するため、初めて得た仕事に果敢に挑戦しようとする。
はるばる汽車を乗り継いでケラー家にたどり着いたアニー。アーサー、そしてヘレンの義兄ジェイムズ(井上祐貴)は、余りにも若い家庭教師に疑念を抱くが、ケイトだけはアニーに望みを掛ける。そして、アニーとヘレンの初対面の時。ヘレンはアニーに近づき、その全身を手で探る。それはふたりの闘いのはじまりだった……
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