パリ・オペラ座バレエ シネマ『シンデレラ』名作バレエを全国の映画館で

2021年11月21日 07:59

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記事提供元:ファッションプレス

 世界最高峰のバレエ団パリ・オペラ座の3演目『シンデレラ』『プレイ』『ジェローム・ロビンズ・トリビュート』が全国の映画館にて2021年12月24日(金)より順次公開される。

■“ハリウッド”が舞台の『シンデレラ』

 ルドルフ・ヌレエフ振付のバレエ『シンデレラ』は、シャルル・ペローによる有名童話を“ハリウッドが舞台のスター誕生物語”に置き換えた作品。

 主人公・シンデレラは女優に憧れる少女、王子はスター俳優、仙女はプロデューサーという設定で、劇中には『キングコング』や『ジークフリート・フォリーズ』などハリウッド黄金期に誕生した名作映画へのオマージュも登場する。今回は、カール・パケットの引退公演としても注目を浴びた2018年上演の『シンデレラ』を上映。森英恵が担当した美しい衣装にも注目だ。

■アレクサンダー・エクマン振付『プレイ』

 『プレイ』は、スウェーデンの振付家アレクサンダー・エクマンがパリ・オペラ座バレエ団のダンサーたちと初めてコラボレーションした作品。夢のようなイメージの壮大な作品で知られる彼が、ガルニエ宮の舞台を金属製のオブジェや空間に浮遊するダンサーなどで埋め尽くし、モダンでエネルギッシュなバレエ作品を作り上げる。

■4演目で構成した『ジェローム・ロビンズ・トリビュート』

 映画『ウエスト・サイド物語』の監督でも知られるジェローム・ロビンスの生誕100周年を記念した『ジェローム・ロビンズ・トリビュート』は、彼が手掛けた4つの演目を集めた作品。一時代を画した著名なバレエ作品「ファンシー・ブリー」をはじめ、「ダンス組曲」「牧神の午後」「グラス・ピーシズ」が披露される。

【詳細】
パリ・オペラ座バレエ シネマ 2022
公開日:
・『シンデレラ』全劇場 2021年12月24日(金)~
・『プレイ』東劇・札幌シネマフロンティア 2022年2月11日(金)~、その他 2022年2月18日(金)~
・『ジェローム・ロビンズ・トリビュート』神戸を除く全劇場 2022年6月24日(金)~(※神戸のみ後日日程決定)
公開劇場:東劇/新宿ピカデリー/ミッドランドスクエア シネマ/なんばパークスシネマ/神戸国際松竹/札幌シネマフロンティア/熊本ピカデリー
料金:一般 3,300円、学生 2,500円

<作品情報>

■『シンデレラ』

パリ・オペラ座での上演日:2018年12月31日
場所:パリ・オペラ座 バスティーユ
上映時間:2時間30分 構成:3幕
振付:ルドルフ・ヌレエフ 原振付:シャルル・ペロー
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ 指揮者:ヴェロ・パーン
舞台美術:パトリカ・イオネスコ 衣装:森英恵 照明:グィード・レヴィ
オーケストラ:コンセール・パドルー
芸術監督:オーレリ・デュポン
キャスト:ヴァランティーヌ・コラサント、カール・パケット、ドロテ・ジルベール、リュドミラ・パリエロ、オーレリアン・ウエット、アレッシオ・カルボーネ、エトワール、プルミエール・ダンスール、パリ・オペラ座バレエ団員

■『プレイ』

パリ・オペラ座での上演日:2017年12月18日、19日
場所:パリ・オペラ座 ガルニエ宮
上映時間:1時間52分
振付:アレクサンダー・エクマン
音楽:ミカエル・カールソン
舞台美術:アレクサンダー・エクマン
衣装:アレクサンダー・エクマン、グザヴィエ・ロンゼ 
照明:トム・ヴィッサー
芸術監督:オーレリ・デュポン
キャスト:ステファン・ビュリョン、ミュリエル・ズスペルギー、ヴァンサン・シャイエ、フランソワ・アリュ、パリ・オペラ座バレエ団、カリスタ・“キャリー”・デイ、アデライーデ・ファリエール

■『ジェローム・ロビンズ・トリビュート』

パリ・オペラ座での上演日:2018年11月8日
場所:パリ・オペラ座 ガルニエ宮
上映時間:1時間54分
構成:「ファンシー・ブリー」「ダンス組曲」「牧神の午後」「グラス・ピーシズ」の4演目
振付:ジェローム・ロビンズ
音楽:ワレリー・オブシャニコフ 演奏:パリ・オペラ座管弦楽団
芸術監督:オーレリ・デュポン
「ファンシー・フリー」
音楽:レナード・バーンスタイン 振付:ジェローム・ロビンズ!
装置:オリヴァー・スミス 衣裳:カーミット・ラヴ
照明:ジェニファー・ティプトン
キャスト:エレオノーラ・アバニャート、アリス・ルナヴァン、ステファン・ビュリオン、カール・パケット、フランソワ・アリュ、オーレリア・ベレ、アレクサンドル・カルニアト
「ダンス組曲」
音楽:ヨハン・セバスチャン・バッハ 振付:ジェローム・ロビンズ
衣裳:サント・ロカスト 照明:ジェニファー・ティプトン
チェロ:ソニア・ヴィーダー=アサートン
キャスト:マチアス・エイマン
「牧神の午後」
音楽:クロード・ドビュッシー 振付:ジェローム・ロビンズ
装置:ジャン・ローゼンタール 衣裳:イレーヌ・シャラフ
照明:ジェニファー・ティプトン
キャスト:アマンディーヌ・アルビッソンユーゴ・マルシャン
「グラス・ピーシズ」
音楽:フィリップ・グラス 振付:ジェローム・ロビンズ
装置:ジェローム・ロビンズ/ロナルド・ベイツ 衣裳:ベン・ベンソン
照明:ジェニファー・ティプトン 
キャスト:セウン・パク、フロリアン・マニュネ

© Yonathan Kellerman/OnP
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※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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