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恋愛映画『ちょっと思い出しただけ』池松壮亮・伊藤沙莉W主演
恋愛映画『ちょっと思い出しただけ』が、2022年早春に公開される。池松壮亮と伊藤沙莉がW主演。
■松居大悟監督“初の”完全オリジナルラブストーリー
映画『ちょっと思い出しただけ』は、『バイプレイヤーズ〜もしも100人の名脇役が映画をつくったら〜』や『くれなずめ』などを手掛けた松居大悟監督が世に送り出す“自身初”の完全オリジナルラブストーリー。恋人と過ごす夜に感じる「世界に今、私たちだけ」という感覚や、誰しも孤独と不安を感じたことのある夜に少しだけ無敵になれる“一瞬の永遠”を描く。
■クリープハイプの新曲から着想
物語のインスピレーション源になったのは、クリープハイプの新曲「ナイトオンザプラネット」。尾崎世界観が自身のオールタイムベストに挙げるジム・ジャームッシュの名作映画『ナイト・オン・ザ・プラネット』に着想を得て書き上げたこの新曲を受けて、松居監督が“ちょっぴりビターな”ラブストーリーを書き上げた。
主人公となるのは、怪我でダンサーの道を諦めた照生(てるお)とタクシードライバーの葉(よう)。2人を中心に、関わる登場人物たちとの会話を通じて、都会の夜に無数に輝く人生の機微を、繊細かつユーモラスに映し出す。年に一度訪れるある1日を、現代を反映させつつ、松居監督独自の物語を完成させた。
■池松壮亮&伊藤沙莉が恋人役に
W主演を務めるのは、初共演となる池松壮亮と伊藤沙莉。共に日本映画界を背負う2人が、どのような掛け合いをみせるのか、注目したい。
照生(池松壮亮)
怪我でダンサーの道を諦めた男性。演じるのは、『君が君で君だ』や、クリープハイプの楽曲『憂、燦々』のMVなど、松居大悟監督作品にも多く出演してきた池松壮亮。
葉(伊藤沙莉)
照生の彼女。タクシードライバーとして働いている。葉役を務めるのは、子役からキャリアを重ね、2021年のエランドール賞新人賞、ブルーリボン賞助演女優賞を受賞した伊藤沙莉。
■松居⼤悟監督のコメント
なお、松居⼤悟監督は、映画の公開決定に合わせて「オリジナルで、初めてのラブストーリーです。尾崎くんがきっとバンド⼈⽣を賭けて紡いだ曲を聴きながら、うんうん悩んだ物語は、⼩さくて眩しいあの⽇を思い出す映画になりそうです」とコメント。
また、物語の全貌は明らかにしていないが、「きっと花束みたいとか⾊々⾔われるんだろうな。⾔われるよもう。⾔われる前に⾔うよ。でも当たってるしなぁ。そんな迷いにこの先何度も包まれる気がするけど、それ以上に、かけがえのない優しい想いに包まれる⼈に届いたらいいなと思います。愛がすべてなんかじゃないけど、愛がすべてで。愛ってなんだよ。愛がなんだだよ。また別の映画のタイトルを⾔ってしまった。『ちょっと思い出しただけ』です、俺はまだ本気出してないだけ、みたいとか⾔うなよ。俺は本気出したよ」とユーモアたっぷりに語った。
【詳細】
映画『ちょっと思い出しただけ』
公開時期:2022年早春
監督・脚本:松居大悟
出演:池松壮亮、伊藤沙莉
主題歌:クリープハイプ「ナイトオンザプラネット」
配給:東京テアトル
<『ちょっと思い出しただけ』あらすじ>
怪我でダンサーの道を諦めた照生とタクシードライバーの彼女・葉。めまぐるしく変わっていく東京の中心で流れる、何気ない7月26日。特別な日だったり、そうではなかったり・・・でも決して同じ日は来ない。二度と戻れない愛しい日々を、“ちょっと思い出しただけ”。
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