8月31日のNY為替概況

2021年9月1日 04:40

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記事提供元:フィスコ


*04:40JST 8月31日のNY為替概況
 31日のニューヨーク外為市場でドル・円は109円59銭まで下落後、110円08銭まで上昇し、引けた。

米国の8月シカゴ購買部協会景気指数や8月消費者信頼感指数が予想を下回ったため金利低下に伴うドル売りが強まった。その後、月末でフィキシングにかけたドル買いが強まったほか、欧州中央銀行(ECB)高官のタカ派発言を受けた域内債券相場の下落に連れた動きに金利上昇に伴うドル買いも強まった。

  
ユーロ・ドルは1.1840ドルから1.1795ドルまで下落し、引けた。オーストリア中銀のホルツマン総裁やオランダ中銀のクノット総裁がコロナ危機対策削減を進めるべきとの考えを示しユーロ買いが強まったが、同時に実需のドル買いに押された。

  
ユーロ・円は130円10銭から129円60銭まで下落。

  
ポンド・ドルは1.3808ドルまで上昇後、1.3743ドルまで下落した。

ドル・スイスは0.9115フランまで下落後、0.9173フランまで上昇した。

[経済指標]・米・6月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比+19.08%(予想:+18.60%、5月:+17.14%←+16.99%)・米・6月FHFA住宅価格指数:前月比+1.6%(予想:+1.9%、5月:+1.8%←+1.7%)・米・8月シカゴ購買部協会景気指数:66.8(予想:68.0、7月:73.4)・米・8月消費者信頼感指数:113.8(予想:123.0、7月:125.1←129.1)《KY》

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