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豪ドル週間見通し:伸び悩みか、下期の経済見通しは非常に不透明
記事提供元:フィスコ
*14:25JST 豪ドル週間見通し:伸び悩みか、下期の経済見通しは非常に不透明
■上昇、景気回復期待でリスク選好の豪ドル買い
今週の豪ドル・円は上昇。新型コロナウイルスワクチンの正式承認を受けた景気回復への期待が広がり、リスク選好的な豪ドル買い・円売りが優勢になった。モリソン豪首相が、ワクチン接種率が70-80%に達した後に都市封鎖措置を見直す方針を表明したことも、豪ドル買い材料になった。取引レンジ:78円13銭-80円35銭
■伸び悩みか、下期の経済見通しは非常に不透明
来週の豪ドル・円は伸び悩みか。新型コロナウイルスデルタ株の感染拡大の影響で主要都市の封鎖措置の期間延長が決まった場合、リスク回避的な豪ドル売りが強まりそうだ。4-6月期の経常収支や国内総生産(GDP)、7月貿易収支の発表が注目されるが、豪準備銀行(中央銀行)は「下期の経済見通しは非常に不透明」と指摘しており、経済指標が好調でも豪ドル買いは限定的となる可能性がある。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・8月31日:4-6月期経常収支(1-3月期:+183億豪ドル)
・9月1日:4-6月期GDP(1-3月期:前年比+1.1%)
・9月2日:7月貿易収支(6月:+104.96億豪ドル)
予想レンジ:79円00銭-81円00銭《FA》
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