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キャッシュレス決済主体の中国都市、豪雨によるインフラ崩壊で物々交換に
記事提供元:スラド
中国では大都市を中心にキャッシュレス決済が普及しているが、文春オンラインの記事によると、それが裏目に出る事例が報じられている。東京オリンピック直前のタイミングで内陸にある河南省に豪雨が降った。川は氾濫して道路の多くが冠水。新郷という都市では道路の水深が2メートルを越えたとするWeiboへの投稿が見られたという。河南省全体で死者302人、行方不明者50人、家屋被害3万戸、水没車両は41万台という被害が出たとされている(文春オンライン)。
この豪雨被害によりネットが使用不能になり、キャッシュレス決済サービスが使えない場所が広がったそうだ。こうした場所ではシェアサイクルや配車サービスも使えず、白タク依存状態に。手持ちの現金がなくATMが水没して壊れていることから、キャッシュレス決済に完全に依存していた家庭などでは、物々交換やツケ払いなどが起きたとしている。こうした状況は地域によっては2週間ほど続いたとされている。
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