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豪ドル週間見通し:弱含みか、主要都市のロックダウン継続で買いづらい
記事提供元:フィスコ
*14:22JST 豪ドル週間見通し:弱含みか、主要都市のロックダウン継続で買いづらい
■下落、中銀のハト派的姿勢やロックダウン延長で売り
今週の豪ドル・円は下落。豪準備銀行(中央銀行)の8月理事会議事要旨で「コロナ状況が悪化すれば、行動する用意がある」との姿勢が示されたほか、ビクトリア州都メルボルンや首都キャンベラでロックダウンが2週間延長されたことを受け、豪ドル売り・米ドル買いが優勢となり、この影響で豪ドルは対円でも下落した。取引レンジ:77円90銭-80円88銭。
■弱含みか、主要都市のロックダウン継続で買いづらい
来週の豪ドル・円は弱含みか。新型コロナウイルスデルタ株の感染拡大を受けて、国内主要都市が都市封鎖を続けており、豪ドルは買いづらい。また、豪準備銀行(中央銀行)は8月理事会議事要旨で、「下期の経済見通しは非常に不透明」と先行きに慎重な姿勢を示しており、金融緩和策のさらなる縮小は見込みにくい。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・27日:7月小売売上高(6月:前月比-1.8%)
予想レンジ:77円20銭-79円20銭《FA》
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