東京為替:1ドル109円90銭近辺、日銀要旨、気候変動対応オペで中立性の配慮

2021年7月21日 11:03

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記事提供元:フィスコ


*11:03JST 東京為替:1ドル109円90銭近辺、日銀要旨、気候変動対応オペで中立性の配慮
午前の東京外為市場でドル・円は1ドル=109円90銭近辺で推移。日銀が21日に発表した6月の金融政策決定会合の議事録要旨で、気候変動対応オペについて、何人かの委員が、ミクロの資源配分への介入は避けることが重要との認識を示したとロイターが報じている。また、気候変動の影響についての議論が尽くされていないことから、政策の具体化には慎重を期す必要があるとの見方も出たもようだ。日銀としては、各国中銀が気候変動への対応を検討している中で方向性を示す局面に来ていると多くの委員が指摘したもようだ。

一方、東京株式市場は日経平均が321.26円高と高値から上げ幅を若干縮小している。ファーストリテイリング<9983>が高値から900円近く下落しており、ソフトバンクG<9984>も100円程度高値より下落していることが相場の上値を重くしているようだ。《FA》

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