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東京為替:米国株見通し:下げ渋りか、FRBが利上げ慎重なら買戻し
記事提供元:フィスコ
*14:57JST 東京為替:米国株見通し:下げ渋りか、FRBが利上げ慎重なら買戻し
(14時50分現在)
S&P500先物 4,331.88(-2.12)
ナスダック100先物 14,784.00(+8.50)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物は小幅安、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は30ドル安。NY原油先物(WTI)は下げが一服し、本日の米株式市場は売り買い交錯となりそうだ。
3連休明けとなった6日の取引で、主要3指数はまちまち。ナスダックは続伸したが、S&Pとともに下げに転じたダウは208ドル安の34577ドルで取引を終えた。この日発表されたISM非製造業景況感指数は高水準を維持したが、予想を下回った。特に雇用指数は弱く、前週末の失業率上昇も意識された。一方、長期金利の低下でハイテク株は買いが続く半面、金融株が売られダウを下押し。原油価格の急落でエネルギー関連の売りも下げを支援した。
本日は下げ渋りか。引き続き長期金利の低水準でハイテク株は買いが入りやすいものの、金融株売りが見込まれる。また、原油価格の戻りは鈍く、エネルギー関連の買いも入りづらいだろう。今晩の注目材料は、6月に開催された連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨。会合後の声明や金利見通し以上にタカ派的な内容なら、一段の株売り要因になりやすい。ただ、利上げの前倒し実施は困難との観測が広がれば、前日売られた銘柄を中心に買戻しが見込まれる。《TY》
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