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豪ドル週間見通し:もみ合いか、現行の金融緩和策継続の思惑残る
記事提供元:フィスコ
*14:36JST 豪ドル週間見通し:もみ合いか、現行の金融緩和策継続の思惑残る
■弱含み、中銀にタカ派的姿勢みられず売り優勢に
今週の豪ドル・円はもみ合い。豪準備銀行(中央銀行)は金融政策の現状維持を予想通り決めたが、金融緩和策の早期解除への思惑は後退し、豪ドル売りが優勢になった。ただ、1-3月期の経常黒字拡大や国内総生産(GDP)の予想を上回る伸びとなったことや、米長期金利は伸び悩んだことから、豪ドル売り・円買いは週末前に縮小した。取引レンジ:84円31銭-85円19銭。
■もみ合いか、現行の金融緩和策継続の思惑残る
来週の豪ドル・円はもみ合いか。豪準備銀行(中央銀行)は現行の金融緩和策の見直しについて言及していないことから、リスク選好的な豪ドル買いが拡大する可能性は低いとみられる。ただ、世界経済の早期回復への期待は残されており、豪ドル相場に対する支援材料となる。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・9日:ケント豪準備銀行総裁補オンライン講演
予想レンジ:83円50銭-85円50銭《FA》
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