東京為替:米雇用関連指標の改善を受けたドル買いは一巡か

2021年6月4日 10:18

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記事提供元:フィスコ


*10:18JST 東京為替:米雇用関連指標の改善を受けたドル買いは一巡か
4日午前の東京市場でドル・円は110円20銭近辺で推移。米雇用関連指標の改善を意識したリスク選好的なドル買いは一巡しつつある。5月米雇用統計の改善を期待したドル買いは一部で続いているようだが、新たなドル買い材料が提供されない場合、ドル・円は110円台前半でもみ合う状態が続くとの見方が増えている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円25銭から110円33銭、ユーロ・円は133円66銭から133円81銭で推移、ユーロ・ドルは1.2118ドルから1.2132ドルで推移している。

・NY原油先物(時間外取引):高値68.96ドル 安値68.67ドル 直近68.69ドル

【売買要因】
・米インフレ上昇は一時的との見方
・日本経済の停滞・悪化懸念
・米雇用関連指標の改善《MK》

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