東京為替:1ユーロ134円近辺、日経平均は高値圏、最低法人税15%で税収500億ユーロ増

2021年6月2日 12:00

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記事提供元:フィスコ


*12:00JST 東京為替:1ユーロ134円近辺、日経平均は高値圏、最低法人税15%で税収500億ユーロ増
東京外為市場でユーロ・円は1ユーロ=134円近辺で推移。EUは、OECDで討議している、国際的な法人税の最低税率が15%で合意の場合、税収が500億ユーロの増収となるとの見方を示したとロイターが報じている。なお、25%での場合は、1700億ユーロとなる見込み。

一方、東京株式市場は日経平均が132.50円高と本日の高値圏で午前の取引を終了した。前日に続き自動車株が大幅上昇していることや、ワクチン接種の進展を好感して、鉄道や海運、航空株も上昇となっているもようだ。また、米中高官会談が物別れに終わらず、前向きな内容であることが報じられたことも、相場の上昇に寄与したもようだ。そのほか、指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>やソフトバンクG<9984>が安値圏より下げ幅を縮小していることも相場を下支えしているようだ。《FA》

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