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Linux 5.12 rc2、重大なバグ修正のため予定より早くリリース
記事提供元:スラド
Linus Torvalds氏は6日、Linux 5.12 rc2を予定よりも数日早くリリースした(メーリングリストでのアナウンス、 Phoronixの記事)。
rc2のリリースが前倒しされたのは、rc1でスワップファイルに重大なバグが確認されたためだ。このバグはスワップファイル先頭のオフセット情報が失われるというもので、スワップファイルを格納したパーティション内のファイルがランダムなスワップデータで上書きされる結果となる。問題はスワップ「ファイル」を使用している場合にのみ発生し、スワップ「パーティション」を使用している場合には発生しない。そのため多くの環境では影響を受けないが、Torvalds氏はrc1のタグを「v5.12-rc1」から「v5.12-rc1-dontuse」に変更して使用中止を呼び掛けていた。
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