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GoogleとAlphabetの従業員が労働組合を結成へ 経営トップへの発言力強化
Googleとその持株会社であるAlphabetの従業員が労働組合「Alphabet Workers Union(AWU)」を結成したそうだ。全米通信労働組合が4日に発表を行った。同社内におけるハラスメントや差別問題に対して従業員の発言力を高める意図があるそうだ(ITmedia、Engadget)。
全米通信労働組合の発表によれば、米国防総省と共同で行っているProject Mavenへの反対運動やセクハラを指摘された経営幹部への数百万ドルの支払い問題などへの抗議を起こすためには、従業員が個々人で活動する必要があった。このため将来、経営者側に対して抗議活動を行えるよう、集団的かつ持続的な団体を組織したとしている。
また米New York Timesの報道によれば、AWUはGoogleの400人以上のエンジニアが参加しているという。過去1年以上かけて秘密裏に組織されたとしている。一般的な労働組合とは異なり、参加希望従業員が会費を支払う「マイノリティユニオン(minority union)という形式を取っているという。シリコンバレーでこうした労働組合が創設されるのは非常に珍しいとしている。
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