菅田将暉主演『キャラクター』“映画初挑戦”セカオワFukaseが美しき殺人鬼に

2020年12月11日 09:26

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記事提供元:ファッションプレス

 映画『キャラクター』が、2021年6月に全国ロードショー。

■10年の歳月をかけ構想してきたダークエンターテイメント

 映画『キャラクター』の制作に集ったのは、日本エンターテインメント界切ってのヒットメーカー3人。『20世紀少年』『MASTER キートン』をはじめ、浦沢直樹作品を数多く手掛けてきたストーリー共同制作者・長崎尚志、『告白』『君の名は。』など実写からアニメーションまでを企画してきた・川村元気、そして『信長協奏曲』『約束のネバーランド』などを仕掛けてきたプロデューサー・村瀬健が団結し、10年の歳月をかけて完全オリジナル作品を構想した。

彼らの着想源となったのは、“もしも売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら?”“しかも、その顔を「キャラクター化」して漫画を描いて売れてしまったとしたら??”というアイディア。登場人物それぞれが幾重にも交錯するダークエンターテインメントを、豪華キャストを迎えて映像化する。

■主人公・山城圭吾:菅田将暉

 主人公の山城圭吾は、お人好しな性格ゆえに人の悪を描けず苦悩する才能のない漫画家。殺人犯との出会いをきっかけに、人生が大きく動き出していく。演じるのは、『』『花束みたいな恋をした』など話題作で主演を演じた菅田将暉。

菅田将暉コメント
オリジナル脚本で「キャラクター」という題材。キャラクターとは「個性」でありその人の「生き様」。今とても重要なテーマだと思い向き合っていきました。

■殺人鬼・両角役:Fukase

 山城と出会い運命を狂わす天才的な殺人鬼・両角。本作が俳優デビューとなるSEKAI NO OWARIのボーカル・Fukaseが独特の存在感と美しさで熱演する。

Fukaseコメント
オファーを頂いた時は正直とても悩みました。果たして自分に務まるのか、ご迷惑をかけてしまうのではないかと。しかし、1年間以上の長い時間をかけて準備することができたので、撮影が始まると程よい緊張感の中非常に楽しく過ごさせて頂いてクランクアップを迎えた時には涙が溢れそうになりました。

 また監督は、『世界から猫が消えたなら』『帝一の國』『恋は雨上がりのように』など、精緻な人間模様を描いてきた永井聡が務める。

【詳細】
『キャラクター』
公開時期:2021年6月
監督:永井聡
脚本:長崎尚志
キャスト:菅田将暉、Fukase
原案:長崎尚志
配給:東宝

■ストーリー

複写された『絶対悪』
二人の共作、それは連続殺人事件
漫画家として売れることを夢見る主人公・山城圭吾。高い画力があるにも関わらず、お人好しすぎる性格ゆえにリアルな悪役キャラクターを描くことができず、万年アシスタント生活を送っていた。ある日、師匠の依頼で「誰が見ても幸せそうな家」のスケッチに出かける山城。住宅街の中に不思議な魅力を感じる一軒家を見つけ、ふとしたことから中に足を踏み入れてしまう。そこで彼が目にしたのは、見るも無残な姿になり果てた4人家族……そして、彼らの前に佇む一人の男。事件の第一発見者となった山城は、警察の取り調べに対して「犯人の顔は見ていない」と嘘をつく。それどころか、自分だけが知っている犯人をキャラクターにサスペンス漫画「34(さんじゅうし)」を描き始める。山城に欠けていた本物の【悪】を描いた漫画は異例の大ヒット。山城は売れっ子漫画家の道を歩むのだった。そんな中、漫画「34」で描かれた物語を模した事件が次々と発生。そして、山城の前に、再びあの男が姿を現す。「両角って言います。先生が描いたものも、リアルに再現しておきましたから。」交わってしまった二人。山城を待ち受ける“結末”とは?

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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