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パンデミック中の自宅研究で新種の昆虫9種類を発見 米の自然史博物館
taraiok 曰く、 ロサンゼルス郡立自然史博物館は、新型コロナウイルスによるパンデミックが発生したため、3月中旬に休館を余儀なくされた。そこで働く昆虫学コレクションマネージャーのリサ・ゴンザレスさんはすぐに仕事に戻れると踏んでいた。しかし、パンデミックは収まらず、博物館に戻るまでに時間がかかることが分かった(WIRED、slashdot)。
そこで彼女は自宅を研究室に変えた。彼女は博物館が市民科学プロジェクトを通じて収集した、何千もの昆虫をふるいにかけ始めた。顕微鏡を駆使して何十もの昆虫種を識別した。その過程で珍しい昆虫を発見することに成功した。彼女は発見した昆虫を、同僚の昆虫学の学芸員であるブライアン・ブラウンさんに引き継いだ。結果、小さなハエの新種9種の発見につながった。
今回の新種たちは2012年から始まったBioSCANプロジェクトを通じて収集されたものだという。ゴンザレスやブラウンたちは、プロジェクトの最初の3年間で30種の新しい昆虫を発見している。最近の2年間でさらに13種の新種を発見、そして今回、パンデミックによる博物館閉鎖以来、さらに9種の新種を発見することに成功したことになる。
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