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米国、再生可能エネルギーの消費量が石炭の消費量を超える
記事提供元:スラド
Anonymous Coward曰く、
米エネルギー情報局(EIA)が先週、過去135年間で初めて再生可能エネルギーの消費量が石炭の消費量を上回ったと発表した(Forbes、Slashdot)。
これには2つの相関する要因がある。過去10年間で石炭消費量が減少したこと。加えてシェールガスと再生可能エネルギー革命により、石炭に代わる安価でクリーンな代替物が生み出された点がある。それとほぼ同時に炭素排出を抑制する政策が実施されたことが、石炭の消費量減少につながったという。
米国は昨年、80.5quad(1015英熱量)の化石燃料、11.5quadの再生可能エネルギー、および8.5quadの原子力を消費した。再生可能エネルギーは、10年前の8.1%に対して、2019年の米国のエネルギー消費の11.4%を占めるようになった。
再生可能エネルギーは石炭の衰退に重要な役割を果たした。一方で依然として化石燃料が最大のエネルギーシェアを占めていることも分かる。原子力に関してはシェアが横ばいのままで、石炭と同様、再生可能エネルギーに圧倒されてきている。
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