マーケットE 新会社MEトレーディングを設立、中古農機具の買取・販売・海外輸出事業を譲受

2020年4月30日 15:35

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記事提供元:フィスコ


*15:35JST マーケットE---新会社MEトレーディングを設立、中古農機具の買取・販売・海外輸出事業を譲受
マーケットエンタープライズ<3135>は28日、同社の100%出資子会社として、24日付でMEトレーディングを設立したことを発表。

新会社となるMEトレーディングは、鳥取の旺方トレーディングが運営する中古農機具の買取・販売・海外輸出等の事業を譲受する。 譲受事業の2019年3月期売上高は6.59億円だった。譲受価額は2.44億円で、譲受予定日は5月14日。

同社グループは、消費者に最適な選択肢を提供する「最適化商社」の実現に向け、ネット型リユース事業、メディア事業、モバイル通信事業を展開する。同社の買取依頼・相談受付コンタクトセンターで、近年農機具買取の相談が増加したことから、2017年1月に中古農機具の取扱いを開始し、事業規模を拡大してきた背景がある。

旺方トレーディングは、会員制の海外向け販売サイトを通じて、買い取った農機具の約7割を海外へ輸出し、販売実績80ヵ国を誇る国内最大級の農機具貿易商社。また、国内農機具店との直接の買取・販売ルートも有していること、農機具のメンテナンス・修理エンジニアが多数在籍していることから不稼働農機具の買取も可能となる。以上から、本事業譲受によりさらなる顧客満足度の向上を図ることができるようになる。

同社によると、農機具買取販売事業はネット型リユース事業における成長分野の一つであり、今後の成長に向けて必要なピースを確保できたとしている。《SF》

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