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新型コロナ感染防止、スーパーの「3密」対策が続々と
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、スーパーの「3密」対策が続々と登場している。ポイントセールの廃止や新聞折込チラシの自粛、高齢者や妊婦らの優先買い物時間設定などで、来店客や従業員の感染防止に向け、懸命の対応が続いている。
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ライフコーポレーションは特定の曜日の混雑を避けるため、近畿地方の店舗で26日から、関東地方の店舗で27日から「ポイント倍付セール」「優待パス5%オフ」などのサービスを中止した。高齢者や妊婦、体の不自由な人の優先買い物時間として、開店から一定時間を充てることとし、他の来店客へ協力を呼びかけている。
店頭のポスターやグーグルマップの店舗情報で各店舗の混雑状況を確認できるようにし、混雑が一定以上に達したら、一時的に入場制限することも決めた。
イズミヤは開店から1時間を高齢者や妊婦、体の不自由な人の優先買い物時間に設定した。混雑のピークを避け、午後1時から午後4時までの比較的来店が少ない時間帯に買い物するよう呼びかけを始めている。レジには感染予防シートを設置する一方、一定の間隔をあけてレジ待ちするよう求めている。
イトーヨーカドーは28日から、「ハッピーデー」「シニアナナコデー」などの優待セール、新聞折込チラシを中止することを決めたのに加え、店内放送で分散来店の呼びかけを続けている。店頭に掲示したポスターで店内の混雑度を表示、食品売り場が混雑した際には入店を制限する。レジ待ちやエレベーター使用時の注意書きも店内に掲示している。
3密は新型コロナ感染防止策の柱となる「密閉」「密集」「密接」を表す言葉で、政府の緊急事態宣言による外出自粛で食料品などの買い出しにスーパーを訪れる客が増え、3密対策の徹底が求められている。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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