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福島・広田組、遠藤・渡辺組がともに初優勝 バドミントン全英OP
15日(現地時間)、イギリス・バーミンガムでバドミントンの全英オープン男女のダブルス決勝が行われ、女子は福島由紀・広田彩花組が、男子も遠藤大由、渡辺勇大組が優勝した。
世界ランキング3位の福島・広田組は、同6位の杜げつ・李茵暉組(中国)と対戦、2-0(21-13、21-15)のストレートで初優勝を決めた。準決勝でリオ五輪金メダルの高橋・松友組に気迫で圧勝した勢いのまま初優勝を果たし、東京五輪日本代表入りが有力となった。
世界ランキング6位の遠藤・渡辺組は同1位のギデオン、スカムルヨ組(インドネシア)と対戦、2-1(21-18、12-21、21-19)で勝利し、種目としても日本勢初の優勝であった。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、今大会後は4月12日までバドミントンのワールドツアーは中断が発表されており、現時点では東京五輪前最後のワールドツアーにおいて、ビッグタイトルとなった。
福島・広田組は、試合開始直後からコンビネーションとスピードを見せつけ6連続ポイントを奪うなどして有利な展開にすると、そのまま21-13で第1ゲームを奪う。第2ゲームは中国ペアが巻き返しを図るも、再び5連続ポイントなどで前半の内に追い付く。すると後半からは勢いに乗じてリードを広げると、最後は福島のスマッシュが決まった。
遠藤・渡辺組は、第1ゲームを接戦で奪うも第2ゲームは圧倒されて奪い返される。勝負の第3ゲームは競り合いが続く中盤で13-9とリードすると、ここで57回のラリーを制して勢い付き、反撃を受けながらも最後まで粘り強く拾い続けて勝利した。
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