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プロ野球キャンプイン 新シーズン、更なる飛躍へ向けて
プロ野球は2月1日より12球団が春季キャンプをスタートする。全球団が国内でキャンプを行う今年は、沖縄県で7球団、宮崎県で5球団が新シーズンへ向けて始動する。オープン戦は2月16日、公式戦開幕は両リーグとも3月20日に迎える。2020年プロ野球、いよいよ球春が到来だ。
■4連覇を狙うソフトバンク、セはカープが王座奪還を期す
昨年、リーグ2位ながらも日本シリーズでは巨人を4タテで下したソフトバンクは、4年連続日本一へ向け、今季も戦力は充分だ。ヤクルトからバレンティンを獲得しさらに打線に厚みを加えた。オフに大型契約で話題となった柳田悠岐の復帰も見込まれ、12球団一の破壊力を誇る。
4年ぶりに優勝を逃し、Bクラスに終わったカープは佐々岡新監督が就任。菊池涼介も残留となり、昨年までのレギュラー陣の顔触れからは大きく変わらず、再スタートとなる。セ覇者の巨人は最多勝山口俊のFA移籍での穴を、昨季不調だったエース菅野智之、プレミア12でも活躍が光った田口麗斗や中川皓太らでどこまで埋めることが出来るかが大きなポイントだ。
■2年目を迎える若手への期待、そして注目ルーキーも
昨年、プロ2年目のヤクルトの村上宗隆が36本塁打と一気にブレイクを果たしたことで、同じくその他の若手選手への注目も高まる。
2年連続で開幕スタメンを目指すロッテの藤岡恭太、新人ながら本塁打4本を放ったカープの小園海斗らは1軍キャンプでスタート。昨季以上のブレイクに期待がかかる。昨季は僅か2試合の1軍出場に止まった中日の根尾昂も2年目に向け、キャンプで身体を鍛え上げ開幕1軍入りを目指す。
また投手でも、日本ハムの吉田輝星、西武の渡邉勇太朗らもプロでの新たなシーズン、さらなる台頭が期待される。
ドラフト1位ルーキーでは、ヤクルトの奥川恭伸は2軍キャンプで、ロッテの佐々木朗季は1軍に帯同、それぞれ、プロ選手としてのフィジカル強化に励む。(記事:佐藤文孝・記事一覧を見る)
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