志村ふくみ源流のアトリエシムラ×ミナ ペルホネンのコラボ帯、桜や樫で染めた糸の“雪の芽”刺繍など

2020年1月11日 19:28

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記事提供元:ファッションプレス

 紬織(つむぎおり)の人間国宝・志村ふくみの孫である志村昌司を中心とした京都の染織ブランド・アトリエシムラ(atelier shimura)とミナ ペルホネン(minä perhonen)がコラボレーションした帯「第3回 シムラの着物ミナの帯」が登場。アトリエシムラ直営店やオンラインストアにて発売される。

■アトリエシムラ×ミナ ペルホネンの名古屋帯3種

 2015年に出会って以降、「本当に大切にできるもの」を目指したものづくりにおいてタッグを組んできたアトリエシムラとミナ ペルホネンによる第3弾のコラボレーション帯「第3回 シムラの着物ミナの帯」が登場。コラボレーションならではの独創的な柄を楽しみつつ、日常的に楽しめる名古屋帯3種を揃える。

■風の種 カゼノタネ

 「風の種 カゼノタネ」は、ミナ ペルホネンのデザイナー、皆川明が描いたオリジナル図案を採用した帯。濃紺の地に藍と夜叉五倍子(やしゃぶし)で染めた茶色を織り込んだ、差し色が映える仕上がりが特徴だ。着物との取り合わせは、あえて同系色でまとめるとこなれた印象で着こなすことができる。

■雪の芽 ユキノメ

 「雪の芽 ユキノメ」も、「風の種 カゼノタネ」と同じくオリジナル柄を採用。白地に樫や桜などで染めた淡いグレーの色糸を織り込み、抹茶や橙の刺繍を施した華やかなデザインが魅力だ。温かみのある色彩と愛らしい絵柄は、幅広い着物に合わせて楽しめる。

■フォレストドット

 きりっとした印象の「フォレストドット」も登場。クリーム地に桜や梅で染めたピンク、ベージュの糸を織り込み、グレーの糸で刺繍を施した。モダンにも、伝統的な有職文様のようにも見える柄が、多彩な着物の魅力を引き立ててくれそうだ。

【詳細】
アトリエシムラ×ミナ ペルホネン「第3回 シムラの着物ミナの帯」
販売店舗:アトリエシムラ京都本店(京都府京都市下京区河原町通四条下ル市之町251-2 壽ビルディング2F)、東京・成城店(東京都世田谷区成城2-20-7)、アトリエシムラ オンラインストア
・「風の種 カゼノタネ」名古屋仕立て 130,000円+税、開き名古屋仕立て 145,000円+税
・「雪の芽 ユキノメ」名古屋仕立て 130,000円+税、開き名古屋仕立て 145,000円+税
・「フォレストドット」名古屋仕立て 130,000円+税、開き名古屋仕立て 145,000円+税

【問い合わせ先】
アトリエシムラ Shop & Gallery 京都本店
TEL:075-585-5953(水曜・木曜定休、11:00~18:00)

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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