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ヴィッセル神戸が初タイトル サッカー天皇杯決勝
1日、サッカーの天皇杯決勝が、東京・国立競技場で行われ、ヴィッセル神戸と鹿島アントラーズが対戦、神戸が2-0で勝利した。
神戸は1995年のチーム創立以来、初のタイトルを奪い、東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる国立競技場のこけら落としとなる試合を飾った。神戸はACL(アジアチャンピオンズリーグ)への初出場も決まった。
試合開始直後は鹿島がボールを支配したが、神戸が前線のコンビネーションから10分に古橋亨梧、13分に藤本憲明がゴールチャンスを生む。すると前半18分、神戸は酒井高徳が左サイドをドリブルで駆け上がり、PA左でポドルスキにボールを渡す。ポドルスキの放ったシュートはGKがセーブするも、藤本憲明をマークしていたDFの足に当たってオウンゴールで先制する。
前半38分、神戸は西大伍がPA右から低いクロスを入れると、DFがクリアミスしゴール前にこぼれる。ここに詰めた藤本が合わせて追加点となる。
後半になると鹿島は早々に選手を投入し、劣勢を跳ね返そうとする。パスの精度不足などからゴールが遠い鹿島は、得点を奪いに仕掛け続けるも、神戸はブロックを固め前線からも守備の出足が早く崩せない。
神戸は今シーズンで引退するスペインの至宝・ダビド・ビジャをアディショナルタイムに出場させると、そのまま試合は終了した。
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