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欅坂46 菅井友香『飛龍伝2020』出演決定
ニッポン放送が開局65年記念「つかこうへい演劇祭ー没後10年に祈るー」と題して、劇作家つかこうへい氏の名作を上演することが発表され、その代表作の一つである『飛龍伝』に、欅坂46のキャプテン、菅井友香が抜擢された。
この『飛龍伝』は、1970年代、学生闘争が盛んだった時代、全共闘の女性委員長になった女性と、それと対立する機動隊長の禁断の、しかし激しすぎる愛情を真正面から描いた作品で、『熱海殺人事件』や『幕末純情伝』と並び、つか氏の代表作として評価が高い作品。
今回、『飛龍伝2020』で菅井が演じる主人公、神林美智子役には、これまで富田靖子、牧瀬里穂、石田ひかり、内田有紀、広末涼子、黒木メイサ、桐谷美玲ら、錚々たる女優が演じてきており、菅井は8代目にあたる。
共演は、最近ではつか作品の常連になりかけているNONSTYLEの石田明に味方良介という盤石の体制だ。
菅井は、アイドルとしては初めてこの役に抜擢されることになる。欅坂では、乗馬を趣味にするお嬢様として、またおっとりとしたポンコツキャプテンとして、柔らかい雰囲気を放つ彼女が、全共闘の女性委員長という過激な役に挑むのも興味深い。
結成して4年目を迎え、新曲のリリーズが遅れるなど、少し停滞気味に見える欅坂だが、これを機に一気にセカンドブレイクになるか、注目したいところだ。(記事:潜水亭沈没・記事一覧を見る)
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